■節子への挽歌2746:ガマガエル
節子
庭の池にたくさんのカエルの卵が発見されました。
そういえば、先日、池がバシャバシャしていたので、もしかしたら帰るかなと思っていたのですが、案の定、カエルのようです。
もしかしたら、以前、魚が全滅したのは、このカエルのせいかもしれません。
なにしろ大きなガマガエルなのです。
前にも一度、見つけたことがあり、捕獲して、近くの手賀沼に放してきましたが、その後、しばらく見かけなかったので、もういなくなったとばかり思っていました。
まだ仲間がいたようです。
カエルが大嫌いな娘から、池を埋めてほしいといわれているのですが、私は池が好きなのです。
しかし、手入れをあまりしていないため、荒れ果ててしまっています。
というよりも、そうした荒れ果ててた感じの池が私は好きなのですが、あまりに放置していたので、ガマガエルの住処になってしまったのかもしれません。
水をなくしたのですが、残念ながら当のガマガエルには出会えませんでした。
実はこの池は、2段式のセットになっていて、上の池から下の池に水が流れるスタイルなのですが、その2つの池を流れる水路にカニの隠れ場をつくったり、水路の下に隙間をつくったりしたのですが、もしかしたらそこに隠れているのかもしれません。
もはや私の手には負えません。
しかし、その奥の方にガマガエルが住んでいるとしたら、魚はまた食べられてしまいます。
解決するには、この池そのものを一度解体しなければいけません。
さてさて困ったものです。
わが家は、そもそも15年ほど前まで、斜面林の一部でした。
それを宅地化したので、そこに先住していた生物には迷惑な話だったのです。
へびもいれば、ガマガエルもいるわけです。
モグラもいます。
もう15年近く経過していますが、彼らはいまなお健在なのです。
何しろ彼らの方が先住者ですので、私の立場は弱いわけです。
さてしばらくはガマガエルとの出会いに注意しなければいけません。
アオガエルとちがって、ガマガエルとの出会いは、決して楽しいものではないからです。
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