« ■節子への挽歌2743:本当の人間の道を歩むこと | トップページ | ■節子への挽歌2744:インディアンたちは幸せだったに違いない »

2015/03/20

■みなさんへの質問です

今朝のテレビで、茨城県の城里町の庁舎移転の様子を放映していました。
城里町の庁舎は、東日本大震災で大きな被害を受け、解体されていましたが、今年度、再建されました。
しかし、その建設工事費や備品購入費をめぐり、今年度の予算がなかなか成立せずに、前の町長が辞任。
昨年9月の町長選で、IT企業「楽天」出身の36歳の上遠野(かとうの)さんが町長に当選したのです。
そしてようやく完成した新庁舎に引っ越すことになったのです。

年度予算案では、新庁舎の備品代が1億3千万円、引っ越し費用が2千万円とされていました。
しかし、新町長はそれを節約しようと決めたのです。
まず備品に関しては、廃校となった学校などのイスや机、ロッカーなどを再利用することにし、ほとんど無償で550点の備品を入手。結局、約50万円に抑えたといいます。
引っ越し費用は、専門業者に頼むのをやめ、職員200人が休日出勤し、シルバー人材センターに登録する高齢者ボランティアにも手伝ってもらって、なんと300万円に抑えたのだそうです。

ある人はブログでこう書いています。

職員自ら荷物を運び、引っ越し代は2千万円から300万円に圧縮できたと朝日新聞が好意的に伝えていますが、これって人件費をカウントできない日本的な浅はかな考えですよね?
引っ越しのプロでもない高級取りの役人に引っ越しさせるより、プロにちゃっちゃとやらせたほうが結果的に安上がりなのは当たり前。
さて、みなさんはどうお考えでしょうか。
いまの社会のあり方や私たちの生き方を考える、たくさんのヒントが、ここには含まれているように思います。

私の考えは、明日、書かせてもらいます。
ぜひみなさんも少し考えてみてください。

|

« ■節子への挽歌2743:本当の人間の道を歩むこと | トップページ | ■節子への挽歌2744:インディアンたちは幸せだったに違いない »

経済時評」カテゴリの記事

行政時評」カテゴリの記事

生き方の話」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ■みなさんへの質問です:

« ■節子への挽歌2743:本当の人間の道を歩むこと | トップページ | ■節子への挽歌2744:インディアンたちは幸せだったに違いない »