■シンクロニシティの頻発
最近、私のまわりの時空間が少し乱調しています。
というと大げさですが、ともかくシンクロニシティ現象ともいうべき「偶然の一致」が頻発しているのです。
挽歌編には何回か書いてきていますが、改めて書き留めておこうと思います。
たったいま、友人のSさんから電話がありました。
「その人でしたよ!」というのです。
話はこうです。
松本清張原作の「砂の器」の映画に亀嵩という地名が出てきます。
その映画を観た翌日、Sさんと食事をしたのですが、彼が今度亀嵩への転居を考えているというのです。
連日、亀嵩の名前に出会ったので、驚いたのですが、そこから様々なシンクロが始まりました。
1週間後にある集まりをやりました。
大阪の岡崎さんが話に来てくれました。
岡崎さんもまもなく転居です。
転居先はどこかと訊いたら、「亀嵩」というのです。
しかも、話していたら、岡崎さんの友人の友人も亀嵩に移るかもしれないというのです。
その話をSさんにしたら、Sさんのパートナーの知り合いも亀嵩に移るそうだというのです。
何やらこんがらがってきますが、実は岡崎さんとSさんは3人を通してつながっていたのです。
それがわかって、Sさんは「その人でしたよ!」と電話してきたのです。
岡崎さんは、5年ほど前のある集まりに参加したのが契機になって、人生が変わりました。
その集まりに参加したのが山梨にお住いのHさんです。
私は直接の面識はありませんが、その集まりの受付係でした。
Hさんはメールで申し込んできましたが、申し込みを受理した返信を私は送っていました。
5年以上がたちましたが、お互いに交流はありませんでした。
1週間ほど前に、Hさんから私にメールが届きました。
アドレス違いの間違いメールでした。
そこで間違って私のところに来たことをお知らせするとともに、どうして私のアドレスを知っていたかをお尋ねしました。
それで5年前の集まりに参加したことを知ったのです。
それで岡崎さんが話される集まりのことを伝えしました。
Hさんはわざわざ山梨から参加してくれました。
たまたまの偶然とはとても思えません。
数日前、フェイスブックに「知り合いではありませんか」と見覚えのある人の写真が出てきました。
もしかしたらと思い、Tさんに確認のメッセージを送りました。
ちょうどその時、ある会議の話題で、Tさんは私のことを思い出していたところだったのです。
「なんというタイミング!」と彼女はすぐにメールしてきました。
彼女は北九州市の市役所の職員ですが、その話を3階上にいる私と共通の友人のNさんに連絡しました。
Nさんは来週東京の湯島に立ち寄りたいと数日前に私に連絡してきたのです。
Nさんはすぐさま3階下に降りて行って、彼女といろいろと話したそうです。
Nさんは「何かの計らいのような気がしています」とメールしてきました。
TさんとNさんと私の共通のキーワードは「コミュニティ」と「共創」です。
もう10年以上前に、山形市で「全国地域づくり先進事例会議」を開催しました。
始まりは当時の山形市の日本青年会議所の五十嵐さんと私との雑談から始まりました。
テーマは「共創」。
私の記憶に残る集まりのひとつでした。
五十嵐さんから5月に湯島に行きたいと連絡が入りました。
なんで今なのか?
亀嵩から北九州市の動きは、山形に飛び火しました。
きっとまた何かが起こるでしょう。
長々と書きましたが、こんなことが周りで起こっているのです。
湯島のオフィス近くの階段を上がりきって、前を見たら、先方で手を振っている人がいました。
なんと知り合いのTさんでした。
大昔の本を読み直していたら、なぜかその本の話題が、先週は3回も出てきました。
などなど。
きりがないとは言いませんが、とても偶然などとは思えないのです。
最近はやけに疲れやすくて、時にあっという間に時間がたってしまいます。
きっと私のまわりの時空間にひずみが出ているのでしょう。
そう考えると、すべてが納得できますし、何もしなくても安心できます。
明日は何が起こるでしょうか。
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