■戦争反対カフェサロンがスタートしました
このブログでもご案内しましたが、今日は戦争反対カフェサロンの第1回目でした。
雨の中を13人が集まりました。
20代から70代まで、年齢は幅広かったですが、男性ばかりでした。
平和や戦争に関心を持っているのは男性で、女性はたぶん平和を実践しているのでしょう。
そのせいか、話は争点的で論争的で、理屈も多かったです。
男性だけだとこういう議論になるのだと、桐山さんが感想を述べました。
安倍政権反対派が多かったのですが、安倍政権支持派もいました。
問題提起者の武田さんの、怒りのこもった簡潔な問題提起を受けて、最初に塩尻さんが、これもしっかりした事実認識をベースに反論し、そこから話は盛り上がっていきました。
時に横道にそれたこともありましたし、現実問題から社会哲学まで、議論が広がり、議論をテーマに戻すのに苦労しました。
最後に、湯島のサロンに初めて参加した大学生のNさんが、大人たちの議論は私たちの世代とは全く違う、と感想を述べました。
言葉がきつく、対立的すぎて、発言したくなくなる(しにくい)というのです。
それまでにぎやかに論争を楽しんでいた大人たちは、ちょっとしゅんとしてしまいました。
そこからの議論も、私にはとても刺激的でした。
次に若い参加者(4歳年上)が、しかし、それでも自分の意見をはっきりというべきだと発言しました。
このやり取りも、昨今の社会状況というか若い世代の状況を象徴しているように思いました。
年長者たちからは、ご自身の戦争関係体験も踏まえて、戦争は絶対に繰り返したくないと強い発言もありました。
真ん中世代の人は、世代によってこんなにも考え方や論じ方、言葉が違うのに驚いたと言いました。
などなど、実に刺激的な「戦争反対カフェ」の始まりでした。
今回は柴崎さんが映像に録画し、それを一部削除してユーチューブに流すことにしました。
完成したらご案内します。
このサロンのために、熊本の宮田さんが、平和国家コスタリカのコーヒーを送ってくれたのですが、私が前日まで不在だったため、受け取れずに、再配達をお願いしたのですが、サロンに間に合いませんでした。
で、今回はブラジルのコーヒーになってしまいました。
コスタリカのコーヒーは次回用にしました。
ちなみに、次回は「不戦の70年」をどう受け止めていくかをテーマに、6月13日に開催します。
その前に、もしかしたら、もう一度、開催するかもしれませんが。
できれば、「女性たちは憲法改正をどう考えているのか」をテーマにしたいです。
どなたか話に来てくれませんか。
話してくれる人が3人集まったら開催します。
もし話してもいいという人がいたら、私に連絡ください。
コスタリカのコーヒーはきっとおいしいですよ。
なお、このカフェサロンは継続的に開催しますので、案内をご希望の方はご連絡ください。
戦争賛成者も含めて、だれでも参加歓迎のカフェサロンですので。
ただし、「テロリスト」はあまり歓迎できませんが。
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