« ■節子への挽歌2777:シンクロニシティが続いています | トップページ | ■節子への挽歌2778:時空間を超えた思いの伝達 »

2015/04/25

■「自死」と「ささえあい」をテーマにしたサロンの報告

毎月、最後の金曜日の夜に開催しているコムケアサロンの今月のテーマは「自死」と「ささえあい」でした。
20代から70代まで、立場もさまざまな人が11人集まりました。
山梨からわざわざ参加してくださった方もいます。
大学生も2人参加してくれました。

ゲストは、大阪豊中市を拠点に活動している「あゆみあいネット」の岡崎さん。
岡崎さんは、小さな時に父親を自死で亡くされています。
父親の自死が、家族をどう変えるか、子供にどう影響を与えるか。
岡崎さんの自己紹介から始まる「物語」は、とても衝撃的であると同時に、心に響くものがありました。
岡崎さんは、5年前に私たちが主催した「自殺多発場所での活動者サミット」に参加してくれました。
岡崎さんの言葉を借りれば、それが人生を変えたのです。
その集まりでの、私の言葉を岡崎さんは覚えてくれていました。

その集まりがきっかけになって岡崎さんは、動き出しました。
それからの経緯は、私のホームページに時々登場しています。
そして、あゆみあいネットを軌道に乗せ、岡崎さん自身もお父さんの出身地に戻って結婚されることになったのです。
その節目として、わざわざ東京まで話をしに来てくれたのです。

岡崎さんの話を聴きながら、一人称自動詞で語ることの大切さ、つまり「当事者」が自らの問題に正面から向かい合い、それを開いていくことの意味を、改めて確信しました。
「自らの問題」を起点にしていくことこそが、深い社会性を創りだすように思いました。
視野をちょっと広げるだけで、実は「自分の問題」がひろく世界につながっていくことに気づくはずです。
そこから、世界は開けていくような気がします。
岡崎さんは、そのことをていねいに話してくれました。
そして、お互いに個人として認め合い、日頃のちょっとした声掛けや接し方を大事にすることこそが、「支え合い」なのだということを気づかせてくれたように思います。
日本社会における「自殺・自死」への位置づけの問題や家族の問題、また電話相談やネットの問題なども話題になりました。
いずれもとても考えさせられる問題でした。

岡崎さんの話がとても素直にオープンだったこともあったと思いますが、参加者も普段はなかなか話せないようなことまで開示してくれました。
自らの問題には限りませんが、みんなそれぞれに背負っているものを、素直に解き放す場が、もっともっとあるといいとも思いました。

そうした中から、「社会の穴」(岡崎さんの表現です)が見えてきたら、それをみんなができる範囲で埋めていくようにしていくことで、社会は豊かになっていくだろうという岡崎さんの話にとても共感します。
ところで、私のまわりでこの1週間、さまざまなシンクロニシティ現象が起こっています。
このサロンでも、それが2つも起こりました。
それについては、改めて書こうと思います。

Photo


|

« ■節子への挽歌2777:シンクロニシティが続いています | トップページ | ■節子への挽歌2778:時空間を超えた思いの伝達 »

社会時評」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/30899/61493311

この記事へのトラックバック一覧です: ■「自死」と「ささえあい」をテーマにしたサロンの報告:

« ■節子への挽歌2777:シンクロニシティが続いています | トップページ | ■節子への挽歌2778:時空間を超えた思いの伝達 »