■節子への挽歌2786:「暇で暇で仕方がない」ほど忙しい気分
節子
この連休は、暇なのか忙しいのかわからないのですが、なにか余裕のない1週間でした。
どこにも出かけず、自宅と湯島で過ごしました。
それも結構疲れる1週間でした。
たまっていた課題を整理するどころか、むしろ課題を新たに引き受けてしまい、自分で自分を追い詰めているような状況でもあります。
時間が取れずに、お墓参りにも行けない状況です。
困ったものです。
一時、痛みが軽くなった腰も、また痛みが増してきました。
時間がないと言いながらも、畑に行って、草取りなどをしているので、またそれが響いているのかもしれません。
もしそうだとすれば、私の身体もかなり老化が進んでしまったということです。
老化と言えば、身体だけではなく、脳の方もかなり劣化しています。
面倒なことを考えたくない気分が高まってきています。
本を読んでも、以前ほどには早く読めません。
人と会っていても、疲れるようになってきました。
ますます困ったものです。
世間的には、大型連休で、みんな楽しい非日常の時間を過ごしていることでしょう。
そのおかげ、電話やメールがかなり減っているので、私も少しは楽ですが、私の生活は、いつも以上に「日常的」になっています。
生活には「メリハリ」をつけないとどこかで壁にぶつかりがちなので、メリハリをつけたいのですが、節子がいなくなってからはそれが難しくなりました。
ただただズルズルと、平板な生き方が続いており、なんだかワクワクすることがないのです。
だから最近の口癖は、「暇で暇で仕方がない」になっています。
ズルズルしているためか、何をやってもリズムに乗れません。
時間がかかってしまうわけです。
思い切って、湯河原から箱根にでも行ってこようかと思っていたら、昨日から、大湧谷あたりが火山性地震で危険になっているようです。
不謹慎ですが、節子がいたら、節子を誘って出かけるのですが、一人ではそれも気が乗りません。
明日から2日間は、またちょっと時間がありませんが、その先は自宅でカフェを開く予定です。
庭の整理もしなければいけません。
何やら最後まで忙しい連休で終わりそうです。
なにか夢中になれることや目標があればいいのですが、それがないために、年がら年中、
「暇で暇で仕方がない」ほど忙しい気分です。
実に困ったものです。
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