■節子への挽歌2814:仏壇を和蝋燭にしばらく変えました
節子
ジュンが和蝋燭を買ってきました。
久しぶりに仏壇で和蝋燭を使いだしました。
いつもは100円ショップで買ってきた5分用のミニロウソクなのですが、やはり雰囲気が違います。
ただいささか放置しておくのは危ないので、毎回、人がいる時だけつけています。
ついでに今日は、わが家の仏壇の写真を載せておきます。
燃えている和蝋燭がわかるでしょうか。
炎がとてもやわらかで、あったかい感じです。
奥にあるのが、手作りに大日如来です。
スペインタイルをやっているジュンがつくり、家族みんなで眼をいれ、お寺のご住職に入魂してもらいました。
その右にあるのが、浄土真宗の
一段下の左側は、東大寺三月堂の月光菩薩のミニチュアで、一昨年、娘と一緒に行った時に、三月堂でいただきました。
その奥にあるのが、キスケ3人組です。
「キスケ」と言ってもわかる人だけにしか通じませんが、わが家の仏壇では四天王の役割です。
和蝋燭の左側にあるお地蔵さんの線香立手は、宇治平等院でいただいてきたものです。
わが家の仏壇は二段になっていて、この下にもいろいろとありますが、写真の部分は立ったままおまいりできる位置になっています。
椅子に座っておまいりする時には、下段に向き合うことになります。
私は毎朝、この仏壇に向かって、般若心経をあげています。
時には省略型ですが、それが毎朝の最初の日課なのです。
私が先に逝った場合、節子はちゃんと毎朝、お経をあげてくれたでしょうか。
いささかの疑問は残りますが、まさか、私がこうして毎朝、お経をあげるなどとは、たぶん節子は思ってもいなかったでしょう。
人は変わるものなのです。
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