■ちょっと不思議なカフェサロンの報告
昨夜の「ちょっと不思議なカフェサロン」は13人の大人数になりました。
最初に宇賀さんが、農業の意味をわかりやすく話してくれました。
そして、「現代の農地は人にたとえると暴飲暴肉食の人のお腹と一緒だ」と話されました。
農地がそんな状況では農業の先行きには、不安がぬぐえません。
それを解決する一つが、宇賀さんたちが取り組んでいる「ステビア農法」です。
そして、それを広げていく過程で、農業と福祉はつながっていることに気付いたのです。
そしていまは、障害を持つ人も含めて、だれでもが働く場、安心して生きていける場のあるコミュニティづくりに、仲間たちと一緒に取り組んでいます。
ともかく発想も違えば、話題も多岐にわたるので、時間不足でなかなか話を深められなかったのが残念でしたが、それぞれにさまざまな「気づき」があったと思います。
去年の夏、マハラバ村の話をしてくださった増田レアさんも、ちょうど東京に来ていたため、参加してくれました。
http://homepage2.nifty.com/CWS/action14.htm#0809
マハラバ村は私が大学生の頃に出現した、脳性麻痺の人たちの自活コロニーです。
そこから、日本の障害者人権運動が始まったと言ってもいいでしょう。
レアさんは、その創始者の大仏空さんの娘さんです。
いまは山梨で、自然とともにある生活をされています。
農業に関心を持つ人や若者支援や高齢者支援に関わる人など、多彩な人が参加し、宇賀さんたちの構想を広げていくアドバイスもしてくれました。
宇賀さんたちの仲間も2人、飛び入り参加でした。
このテーマは、合宿スタイルで、時間をかけて話し合うのがいいかもしれません。
今度は、宇賀さんたちの農カフェ「OMOしろい」で、自然の中でのサロンを考えたいと思います。
「OMOしろい」の前にはとても自然な谷津田があるのです。
お近くの方はぜひ一度、「OMOしろい」をお訪ねください。
http://noucafeomoshiroi.favy.jp/
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