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2015/07/17

■「安保関連法案 まだまだ阻止できる」

安保法案が衆議院を通過しました。
これにどう反応するか。
今朝の朝日新聞の天声人語を読んで反省しました。

「明日の自由を守る若手弁護士の会」の共同代表を務める黒澤いつきさんはフェイスブックに「安保関連法案 まだまだ阻止できます☆」というタイトルの記事を書いたそうです。
まだ参院での審議がある、諦めなくてもいい、というか諦めてはいけない、と
黒澤さんは、採決強行への抗議声明の形にはせずに、「人々が行動を起こすパワーになることを書こうと思った」そうです。
1日で30万を超えるアクセスがあったそうです。

意に反することが起こった時に、3つの対応姿勢が考えられます。
攻撃。諦め。そして希望の確認。
私のこの時評は、最近、前の2つが多いようです。
今回の安保法制強行採決に対してもそうでした。
しかし、そこからは何も生まれない。
天声人語で黒澤さんのことを知って、反省しました。
攻撃的な批判は自己満足でしかなく、諦めは逃避でしかない。
どんなに意に反しようと、やはり前に向けての希望を見つけ維持しなければいけません。
自らの意識を流れに合わせてしまったら、流れに荷担することになる。

たとえば、今朝のNHKのニュースで、安保法案は今国会で成立する公算が強くなったと繰り返し発信していました。
その言葉に嘘はありませんが、何回も聞かされていると、いつの間にか成立することを規定の事実だと受け入れてしまう。
こうやって私たちは、未来までをも決めてしまっているのかもしれません。
暗示にかかってはいけません。
黒澤さんが言うように、「まだ阻止できる」と言うところから、出発することで、力が生まれてくる。
お恥ずかしいことに、それをいつの間にか忘れていたことに気がつきました。
いささか生きることにつかれてしまっていたのかもしれません。

生きるということは、希望を持ち続けて、前に進むことです。
それが難しくなってきているような気がしていましたが、その思い込みをまずは捨てようと思います。
自分が変わらなければ、流れは変わらないでしょうから。
また国会にも出かけようと思い直しました。

安倍政権は倒さなければいけません。
その知恵が生まれてくるかもしれません。

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コメント

佐藤さん❗
偶然ですが、〝明日の日本を守る若手弁護士の会〟の宋さんはじめ四人の弁護士と面識あります❗
昨年の特定秘密保護法と集団的自衛権発動問題について、四人の方に講演していただきました❗
浩志会『談論会』に幹事の一人としてお迎えしたもの❗
もしコンタクトされたいとお考えでしたら、ご一報ください❗
因みに、霞が関の現役連中はほとんど不参加、OB連中も〝赤〟の弁護士という先入観を持ったQ&Aをしていたなという印象が残っています❗

投稿: 深津孝男 | 2015/07/17 11:13

私はキリスト教の牧師です。憎しみは争いをひき起こし、愛はすべてのそむきの罪をおおう。箴言10:12 
最後まで話し合うことが大切です。70歳になります。私が若者の変わりに戦争に行けるのだったら行きます。人生のこれからと言う時に戦死するのはあまりにもむごいです。

投稿: 山本 稔 | 2015/07/17 18:20

山本さん
ありがとうございます。
私は、東京の湯島天神の前のワンルームマンションに一室を、みんなが自由に話し合える場にしたくて、27年、そこでサロンを続けています。
そこではだれもかれも、立場や思想を超えて、本音で話し合える場にしたいと思っています。
そんな誰でもが自由に立ち寄れる、話し合いの場が、世界中に広がるといいと思っています。
山本さんも、機会があれば、ぜひ遊びにお立ち寄りください。

ただ私は、たとえ若者の代わりであろうと戦争には行きません。
誰もいかなければ、戦争は始まりません。
35年程前、ある財界人から問われて、戦争になっても私は戦いには行きませんと言ったら、その方はとても嘆かれて、ある新聞のインタビューで、私のことを嘆いていました。
しかし、正常な感覚を持つ人間であれば、戦争などには行きたくないのではないかと思います。
たとえ殺されようと、私は戦争には行きません。
たとえ、日本が攻め込まれても、戦争には行きません。

世界の国民がみんな兵役拒否をすれば、戦争は起こらないはずなのに、どうしてそうならないのか不思議です。

投稿: 佐藤修 | 2015/07/17 20:22

深津さん
ありがとうございます。
まだ「〝赤〟の弁護士」という言葉があるのですね。

投稿: 佐藤修 | 2015/07/17 20:28

佐藤様
毎日のように国会前に足が向いています。
国会の採決に際して泣いたのは初めてのことです。採決後に笑って握手し合う閣僚たち。まるで異次元の世界の人たちに見えました。ここまで乖離してまったということも悲しい。

皆が兵役拒否、その通りですね。それでもロシアにあったように強制徴用とういう恐ろしい現実があります。強制的に殺人鬼にされるか。発狂するしかない。
権力はほんとうに恐ろしい。人間をそこまで追い込んではならないと強く思います。

投稿: patti | 2015/07/17 23:55

pattiさん
ありがとうございます。

>採決後に笑って握手し合う閣僚たち。まるで異次元の世界の人たちに見えました。

私もそう思いました。
しかし、あの人たちも、自らの「信念」に従っているのでしょう。
pattiさんが言うように、なぜこんなに「乖離」したのか。
山本さんが書かれているように、ともかく「話し合い」が大切だと思います。

安保法案に関する話し合いではなく、
その根底になる「生き方」に関する話し合いです。

エシック(倫理)に語源であるエートスは、本来「住処」を意味し、そこからエシックの根幹的な意味は「共に住むための、他者と共存するためのマナー」ということを、ある本で読んで以来、私はエシック(倫理)も「みんなが生きやすくなるためのマナー」と考えていますが、その「みんなが生きやすくなるためのマナー」をもっとみんなで話し合えればと思います。
集団自衛権の是非の議論よりも、そういう議論をしてほしいです。
そして、私たちもまた、そういう議論を大事にしたいと思っています。

投稿: 佐藤修 | 2015/07/18 07:07

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