■節子への挽歌2856:屋外での居眠り
今日も暑いです。
朝早く起きて、一応のことはすませましたが、畑に行くにはすでにもう暑すぎました。
今日は午後から自宅でちょっと用事があるので、在宅ですが、この暑さではどうしようもありません。
暑い時には暑い中で過ごすのがいいかもしれません。
庭のテーブルにパラソルを立てて、直接の陽射しは避けて。そこで読書をすることにしました。
家の中の陰湿な暑さよりも、外での単純な暑さの方が、過ごしやすいのではないか。
まあそう簡単に考えたわけです。
もっとも我が家の庭でテーブルが置けるような場所は、樹木の影になるような冷涼な場所ではなく、しかもコンクリート張りなのです。
いささか無謀かもしれませんが、思い立ったらやるのが私の性格です。
節子がいたら止めたでしょうが。
読む本も大事です。
ちょうど読みかけの「民藝の擁護」という、松井健さんの本がなんとなく似合っている気がしました。
暑いので、飲み物もと思いましたが、雰囲気に合わせて、かき氷にしようと思いました。
かき氷器で手づくりしました。
そして、テーブルの下にはふんだんに水をまきました。
さて後は読書です。
最初はとても快適でした。
暑いのですが、気持ち良い暑さです。
室内では33度以下だった温度計はすぐに35度を超えました。
もちろんパラソルの下の日陰のところです。
水を撒いたのに、湿度は室内よりも下がりだしました。
そして不思議なことに汗をかかないのです。
昔、海水浴場で感じたあの感覚です。
かき氷はシロップのせいか、あんまりおいしくなかったです。
しかし、室内では読む気にならなかった本も読めました。
そのうちに、アゲハ蝶が寄ってきました。
そして目の前の花の蜜を吸いだしました。
こんな近くで見るのは初めてです。
実に巧みです。
それを契機に、本はやめて、のんびりすることにしました。
で、気がついたら眠っていました。
頭がちょっとくらくらします。
このままだと熱中症になりかねません。
温度計は37度を超えていました。
慌てて室内に戻って、水分補給をしたら、どっと汗が出てきました。
それもとても不快な汗です。
さて、午後はどうしましょうか。
室内で昼寝をするか、また屋外での居眠りにするか。
いやいずれもダメですね。
来客があるのを忘れていました。
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