■節子への挽歌2824:なかなかリズムが戻りません
Sさんから、挽歌再開良かったです、というメールまでもらったにもかかわらず、昨日もまた書けませんでした。
何しろたまりにたまっている課題を一つずつこなしているのですが、どうも集中できません。
それに寝不足が続いていて、思考力がありません。
不思議なもので、10分もあればできることも、気分が乗らないとできないものです。
決して時間がないわけでもありません。
体調が悪いわけでもありません。
ただただ、やる気が出てこない。
やる気が出てこないのは、理由があるからです。
山のように大きな心配事があるのです。
日本が戦争に向かって進んでいくのではないか、というような、心配事ではありません。
自分が深刻な病気ではないだろうか、いうような心配事でもありません。
しかし、ともかく、山のように大きな心配事があるのです。
考えてみると、こういうことは以前も全くなかったわけではありません。
しかし、そういう時には、その心配事をシェアしてくれる節子がいました。
だからどんなに大きい心配事も、何とかなったのです。
心配事を一人で背負い込むことの大変さを痛感しています。
いま少しずつシェアしてもらうようにしていますが、これまであまりに節子にシェアしてもらった生き方をしていたためか、それがうまくいきません。
そんなことも含めて、今、これまでの私自身の生き方を問い質しているのです。
山を越えたと思うと、また谷間がやってきます。
人生の試練は、いつになっても終わることはありません。
でも、それが人生なのでしょう。
| 固定リンク
「妻への挽歌15」カテゴリの記事
- ■第1回リンカーンクラブ研究会報告(2021.09.06)
- ■節子への挽歌3000:3000日目(2015.11.19)
- ■節子への挽歌2999:「元気そうでよかった」(2015.11.18)
- ■節子への挽歌2998:歩いているとみんな良い人になる(2015.11.17)
- ■節子への挽歌2997:食材の安全性(2015.11.16)
コメント