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2015/07/29

■参議院特別委員会での山本太郎さんに元気が出ました

今日は参議院特別委員会で山本太郎さんが質問を行うというので、急いで帰宅して、テレビの国会中継を見ました。
実にわかりやすく、本質をついています。
私のような、生活者目線のものには、実に納得できます。
この30数分のやり取りはぜひ多くの人に見てほしいです。
https://www.youtube.com/watch?t=189&v=XlC-oyJKSFs

山本議員は質問に先立ち、沖縄辺野古からの傍聴人が来ていることを紹介しました。
私には、それが実に新鮮でした。
いまの安保法制にきちんと反対できるのは、沖縄の人たちだろうと私は思っています。
私たち「やまとんちゅう」には、残念ながら、反対する責務はあったとしても権利はないかもしれません。

つづいて、安保法制に関連して、「稼働中の川内原発がミサイル攻撃を受けた時にどれくらいの放射性物質が放出されるのか?」と質問。
原子力規制委員会の田中委員長が「弾道ミサイルが直撃した場合の想定はしていません。ちなみに事故が起きた場合の想定は福島原発事故の1000分の1以下」と回答しました。
驚きました。
福島原発事故の1000分の1以下!!
田中委員長がどういう人であるかもよくわかります。

実は、福島原発事故が起きた時に、もし地震や津波でなくて、テロによる攻撃だったら、とぞっとした記憶があります。
直後のある報告会で、そのことを質問しましたが、関係者の回答は、その想定はしていないということでした。
その時にも愕然としました。
ある技術者に、原爆と原発は同じだから原発も原爆効果を持っているのではないかと質問したら、まったく別で攻撃されても爆発はしないと言われました。
専門家の意見と素人の意見の違いに、気づかされました。
専門家は、狭い想定の中でしか、考えていないのです。
しかし、実際の生活は、想定内だけで動いているのではないのです。
素人には「想定外」はないのです。

山本議員も総理に質問を重ねます。
「どうして福島原発の1000分の1で済むのか。前に質問したところ、仮定の質問でありお答えするのは差し控えたいとの返答があった。仮定の話ではお答えするのは難しいということなのでしょうか総理」。
安倍首相は「武力攻撃は規模の大小やパターンが異なることから、一概に想定するのは難しい」と答えました。
まさに罠にはまった感じです。
山本議員は、ここぞとばかり追求します。
「今回の法案、中身や仮定や想定を元にしていませんか?A国がB国に攻撃を仕掛けた。友好国のB国から要請があって武力行使ができるのできないの、これは仮定ですよね?」。
「都合の良い時だけ仮定を連発して、国防上ターゲットになり得るような核施設に対する仮定や想定は出来かねますって、どんだけご都合主義なのか」。
実にわかりやすい。

他にも拍手喝采したいところはいくつかありました。

山本さんは、国民に代わって質問し、そして国民に向かって説明してくれている感じでした。
それこそが、テレビ中継される場合の国会議論の意味のはずですが、他の多くの議員は国民への意識もなく、退屈な質問と自己主張にとどまりがちです。

安倍首相も田中委員長も、質問には何一つ答えません。
たぶん最初から応える気もなく、したがって情報もないのでしょう。
事前の質問にも、誰も答えていないことを山本太郎さんは明らかにしてくれています。
そして、国会という場がどんな状況になっているのか、専門家とはどんな存在なのか、政府とは何なのかを、明らかにしてくれます。
山本太郎さんも、たぶん国民と同じように「軽い存在」に見下されているのでしょう。
それを十分に意識しているように、山本議員は健闘されました。
私自身は久しぶりに胸がすく思いでした。
しかし、あれほどの白熱した質問にもかかわらず、終わった後の拍手はまばらでした。
多くの歯車的政治家たちには、たぶん別の世界の光景なのかもしれません。
若い世代の議員もいましたが、何か感じてくれたでしょうか。

国会議員になっても、山本太郎さんのような、まじめな姿勢を維持できる人がいることで、少し元気も出ます。
ネットがアップされています。
ぜひ見てください。
https://www.youtube.com/watch?t=189&v=XlC-oyJKSFs

彼が言うように、原発再稼働も安保法制も、国民のことなど、まったくと言っていいほど考えられていないのです。
なにしろ、国民生活への影響という、肝心の検討が行われていないのですから。
山本議員の最後の締めくくりの言葉が実にいい。
「安倍総理の規制委員会への責任転嫁で、この質疑は終わりたいと思います」
ちなみに、田中委員長は、もちろん責任感など微塵もないことを答弁で明らかにしていますが。

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