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2015/08/15

■憲法違反罪をテーマにした戦争反対カフェサロンの報告

戦争反対カフェサロンは、20代から70代まで多世代の人たちが12人、参加しました。
テーマは「憲法違反罪」。究極的民主主義研究所所長の武田さんの提案です。
武田さんは、悪評高いかつての「治安維持法」を頭において提案しています。
体制に危険な存在を排除する「治安維持法」を反転させて、国民(武田さんはむしろ「民主主義」と考えているようですが)を守るために、それを壊そうとする権力者を排除するものとして、この提案をしています。
そこから考えられる思考実験としては、とても面白いし、気づくことも多いです。
武田さんが雑誌に寄稿した文章は下記にありますので、ご関心のある方はお読みください。
http://homepage2.nifty.com/CWS/TAKEDA125.pdf
もっとも、私は、あんまり賛成ではありません。
法は、抽象度が高くなればなるほど、解釈の多様性が広がりますから、誰が違反と判断するかが困難、というよりも危険だからです。

それにしても、どうもみんな昨今の政権のやり方には強い「憤り」を感じているようで、思っていた以上にたくさんの人たちが集まりました。
そして政権批判や、いまの政治状況への怒りもたくさん出ました。
どうしてあんなに嘘ばかりついている人が首相なのかと嘆く私と同世代の女性もいました。
私は、憲法は「嘘をいわない。人の尊厳を認め合う。権力を集中させない」の3条でいいのではないかと思っているほどですので、「嘘をつく」首相は顔を見るだけで気分が悪くなります。
怒りを感じて参加した、何とかならないのか、という現役バリバリの女性もいました。
安倍さんも悪いが、そうした阿部さんを生み出す仕組みが悪いとも彼女は怒っていました。
そこから小選挙区制度や総裁に立候補の公認権が集中しすぎたことが問題だという話も出ました。
公務員と言ってもいろいろとあるという話も出ましたし、なんで公務員だけなのかという話も出ました。
話はさらに広がり、国民投票(直接民主主義)の話や天皇制の話もありました。
また若者たちの国会デモはどれだけ本気なのかという話も出ました。
若い世代の参加者が4人いましたが、彼らの感覚と壮年世代と私のような老年世代とは、また受け取り方がどうも違うようです。
とまあ、実に様々な論点と怒りが出されました。
さてどうするか。

国民投票はそう簡単にはできませんが、人民主役の大規模な世論調査を積み重ねていくのが、現実的ではないかと思い、提案したら、20代の若者が賛成してくれました。
いまマスコミで発表されているような世論調査は、私は百害あって一利なしと思っていますが、時間をかけたら人民主役のボードが構築できるかもしれません。
新しい政治インフラになるでしょう。

最後に、武田さんがリンカーンクラブの話をしてくれました。
最近活動が中断されていますが、以前、武田さんがやっていた直接民主主義にできるだけ近づけようという運動です。
それを再開することになりました。

秋から、リンカーンクラブサロンがたぶん始まります。
これに関しては、また案内を差し上げます。
若い世代でネットなどを駆使できる人で、一緒にやってくれる人はいないでしょうか。

ちなみに次は8月29日に若者主役で「憲法9条」をテーマにしたワークショップが開催されます。
定員の関係で、参加させてもらえないかもしれませんが、どうしても参加したいという人は買収に応じます。ただし条件次第です。こうして「正義」は腐敗していくのでしょうね。政治の世界は恐ろしいです。
はい。

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