■白紙撤回
今年の流行語大賞はどうやら決まったようです。
「白紙撤回」ですね。
新国立競技場につづいて、オリンピックのエンブレムが白紙撤回されました。
莫大な費用が、無駄になってしまったわけですが、経済成長にはダブルで寄与しますから、喜ぶ人も少なくないでしょう。
それにしても、こんな大きな問題を、白紙撤回しても、だれも責任をとらないというのが、実に恐ろしいです。
それに、白紙撤回ほど無責任な解決策はありません。
また、これほどに白紙撤回が日常化してしまうと、疑心暗鬼が横行しかねません。
もっとも、白紙撤回してほしいものは、なかなかしてもらえません。
これほどまでに反対の機運が高まってきたのであれば、安保法制も白紙撤回してほしいです。
私は、オリンピック招致も白紙撤回してほしいですし、原発再稼働も白紙撤回してほしいです。
ともかく白紙撤回してほしいことが山のようにあります。
白紙撤回が起こるのは、手続きにおかしいことがあるからです。
白紙撤回で終わらさずに、その原因を明らかにしてほしいです。
ネットによる監視の目がさらに向上することで、そうしたことができるようになってほしいです。
今回はまた、ネットの威力を教えられました。
私も、ネットをもっと活用して、自分でできることをやっていきたいと思います。
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