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2015/11/09

■節子への挽歌2990:カツサンド

節子
最近また昼食を食べ損なうことが時々あります。
先日は1時からの約束だと思っていたのに、直前になって12時半に来客が湯島に来るというメールが届いていたことを知りました。
慌ててその前の約束の時間を変えたのですが、その余波で昼食を食べる時間がなくなってしまいました。
それを見越してか、そのミーティングに事務局として同席した竹之内さんがおにぎりを持ってきてくれました。
竹之内さんが言うには、お酒を飲まなくても空腹を続けると脂肪肝というのにかかる恐れがあるのだそうです。
脂肪肝というものも知りませんし、まあ「だからどうした」という気もしましたが、先日、もっと自分の健康に気を使うと決めたので、素直にミーティングしながら、おにぎりを食べました。
そういえば、節子も昼食を抜いてはだめだと言って、お弁当をつくってくれていました。
節子がいなくなってからしばらく娘がお弁当をつくってくれましたが、あまりにも私の生活が不定期なので、やめることにしました。
以来、時々、昼食を食べ損なうわけです。

今日も急に午前中の用事が入ったので、もしかしたら昼食を食べ損なうなと娘に行ったら、冷蔵庫に残っていたとんかつでカツサンドをつくってくれました。
それで、ちょっと遅くなったのですが、湯島でコーヒーとカツサンドを食べました。
これからは、できるだけ昼食を抜かないようにしようと思います。
よくわからないのですが、脂肪肝とかいうのになるとたぶんみんなに迷惑をかけることになるのでしょう。
まあ普段から迷惑をかけているので、避けられるものは避けないといけません。
心配してくれる人がいるということは、すでに迷惑をかけているということなのですが。

ところで、人の健康は、生活によって変わってくるものでしょうか。
病気になるのは、自己責任なのか。
節子が発病して以来、これは私にとってかなり残酷な疑問でした。
もしそうなら、節子が胃がんになったのは節子の生活の不注意ということになります。
節子を見送ってしばらくは、健康に注意していつまでも元気に、などというテレビのコマーシャルの言葉を聞くだけでも、何か私や節子が責められているような気にさえなったものです。
そんなこともあって、私は意図的に健康に気をつけると生き方に背を向けたくなっていました。
しかし、そんなひがんだ考え方は捨てることにして、少しは健康に留意した生き方に変えていこうと思います。

死ぬことがどれほど周りの人たちに迷惑なことなのか、最近少しわかってきました。
なによりも、節子は私に山のような迷惑を残していったわけですから。
ちょっと気づくのが遅かったですが、まあ常識に欠けている私のことなので、仕方がありません。

さてそろそろ次の来客が来る時間です。
コーヒーでも淹れておきましょう。

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