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2015/11/03

■節子への挽歌2984:お金をもっと稼いでおけばよかった

節子
一昨日から読みだした「相互扶助の経済」ですが、なかなか進みません。
3日目ですが、まだ読了できずにいます。
しかし、毎日、いろいろと刺激を受けています。

今日は、二宮尊徳の「四大門人」の一人と言われる岡田良一郎のことを知りました。
それを読んでいて、急に「お金をもっと稼いでおけばよかった」と思いました。
娘に話したら、なにをいまさらと一笑に付されましたが、ちょっと後悔しました。
なぜそう思ったかというと、岡田良一郎さんは資産家で、それを活用して、報徳活動に取り組んでいたのです。
私が感心したのは、柳田国男との論争で、岡田さんは信念を曲げることなく、報徳経済を主張し、実行しているのです。
それを読んで、お金を貯めていたら、私もお金で困っている人を助けられるのに、と思ったのです。
説明が不十分なので、お金をばらまくのかと思われそうですが、そうではなく、お金に依存しないで、自分らしい生活をつくりだす応援ができるという意味です。
これまで実は似たようなことをして、見事に何回か失敗しています。
節子が知ったらさぞかし嘆くことでしょう。
しかし、3回も体験すると、私でもそれなりに学べました。
いまならお金を上手く活用することができるでしょう。

私がいま、一番やりたいのは、老後を不安に思っている人たちのための講の仕組みを作りたいのです。
いまならうまく設計できそうなのですが、創業基金を呼びかける自信がありません。
万一失敗したら、迷惑をかける結果になるからです。
それに、これに関しても、一度、途中で頓挫してしまったこともあります。
同じ繰り返しはできません。
念のために言えば、この「講」は、お金だけの仕組みではありません。
人のつながりを基本とした「講」なのです。
ですから本来はお金など不要なのですが、具体的に考えていくと起業資金があればなどと思ってしまうわけです。
こう考えることじたい、すでに失敗に向かっているのかもしれません。
でも、今日は岡田さんの活動ぶりを読んで、急にお金が欲しくなったのです。
いつもながら、あんまり論理的ではありませんが。

とまあ、そんなわけで、お金を稼いでおけばよかったなどと、節子が聞いたら嘆くだろうようなことを考えてしまったのです。
それにしても、むかしの資産家は、お金の使い方も知っていたようです。
私はまだ使い方が学べていないのでしょう。
知っていたら、お金が回ってくるはずです。

報徳経済のことを、もっと早く知っていたら、私の生き方は変わっていたかもしれません。
いまほど、欲深い生き方にはならなかったかもしれません。
節子がいなくなってから、私はかなり欲深くなっているかもしれません。
困ったものです。

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