■節子への挽歌2996:自分を生きられる幸せ
節子
昨日は湯島で民主主義を考えるサロンでした。
日経にいた坪田さんが、久しぶりに参加しました。
20数年ぶりでしょうか。
フェイスブックで、その活躍ぶりを拝見していましたが、サロンの最初の頃に何回か来ていたはずです。
しかし、坪田さんとはどこで出会ったのか忘れていましたが、坪田さんが私との出会いのきっかけを話してくれました。
まだ私が会社時代に、取材に来てくれ、そこですっかり意気投合したようです。
意気投合したのは、取材の内容(新しい企業のあり方だったようです)ではなくて、どうもハインラインのSFの話だったようです。
当時はたくさんの取材を受けました。
会社の企業文化変革に取り組んでいたからです。
あの頃の数年は、それこそ終電に乗り遅れてタクシーで帰るような生活までしていました。
それで、会社の実体がよく見えてきてしまい、プロジェクト完了後に会社を卒業しようと思ったのです。
取材に来てくれた人たちも、最近は付き合いがなくなり、あの頃の私を知っている人もほとんどいなくなりました。
久しぶりに坪田さんは、当時と全くと言っていいほど、変わっていませんでした。
年齢や時代や立場とともに、変わっていく人もいれば、変わらない人もいます。
たぶん、自分を生きているからでしょう。
改めて自分を生きていることの幸せを感じました。
自分を生きることは、そう簡単なことではなく、みんなに支えられなければできません。
その力を与えてくれた節子には、いまも深く感謝しています。
そんなことはだれにもわかってもらえないでしょうが。
| 固定リンク
「妻への挽歌15」カテゴリの記事
- ■第1回リンカーンクラブ研究会報告(2021.09.06)
- ■節子への挽歌3000:3000日目(2015.11.19)
- ■節子への挽歌2999:「元気そうでよかった」(2015.11.18)
- ■節子への挽歌2998:歩いているとみんな良い人になる(2015.11.17)
- ■節子への挽歌2997:食材の安全性(2015.11.16)
コメント