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2015/11/04

■節子への挽歌2985:98円の砂糖を買ってきましたが

節子
近くのマツモトキヨシ薬局が、新装開店しました。
チラシを見たら、なんと白砂糖が98円でした。
私の中にいる、節子が、これは買いに行かなくては、と動き出しました。
しかし、一人で特売の砂糖を買いに行くのはいささか抵抗があるので、娘を誘いました。
娘が言うには、特売品を買うには並ばなければいけないので、お父さんには買えないよ、というのです。
私は並ぶのが好きではないのをよく知っているのです。
まあどんなに安くても、どんなに欲しいものでも、並んでまで買うのは私の文化ではありません。
でも、最近は私の半分は節子になっているせいか、並ぶのも面白いかもしれないと思い、行くことにしました。
そこで娘に懇願して、一緒に行ってもらうことにしました。

ところが、平日の朝だったせいか、誰も並んでいないのです。
もしかしたら、もう売り切れたのかもしれません。
そう思って店内に入ったら、白砂糖は山積みになっていました。
もちろん98円です。
ご存じない方もいるでしょうが、普段は200円近くする商品です。
ひとり2袋までだったので、2袋をかごに入れました。
しかし、これだけだとちょっと悪いかなという気になり、
他にも何かあるかもしれないと店内をもう一度まわることにしました。
その気になるといろいろとあります。
気がついたら、買い物かごがいっぱいになっていました。
98円の買い物が、3000円の買い物になってしまいました。
もっとも、会計は娘がやってくれたのでただでした。
私はいつも財布は持っていないのです。
帰宅して、買ってきたお菓子を食べ、コーラを飲みました。

そこでまた気づいたのです。
たしかに白砂糖は安かったのですが、不要のものを買ってしまったので、節約にはならなかったのではないか。
こうやって、節子はきっと無駄遣いをしてきたのでしょう。
実に困ったものです。
節子がいまなお健在であれば、私はそれに気づかなかったかもしれません。

しかし、節子ならばコーラや駄菓子は買ってこなかったかもしれない。
節子はいずれも嫌いでしたから。
としたら、いったい無駄をしているのは誰でしょうか。
もしかしたら、私と節子の組み合わせが無駄の原因かもしれません。
私たちは、あんまりいい組み合わせではなかったのかもしれません。
いまの私は、2人の悪いところの組み合わせになっているかもしれませんね。
だとしたら実に困ったものです。
娘たちが嘆くのも仕方ありません。

明日は、勤勉に生きようと思います。
安いからと言って、並んでまで買おうなどと思ってはいけません。
節子にも、困ったものです。
はい。

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