■節子への挽歌3010:田中さんのサロン
節子
昨日は田中弥生さんのサロンを湯島でやりました。
なんと20人の参加者があり、超満員でした。
節子と一緒に、田中さんのバレエの発表会を観に行ったのを思い出します。
田中さんから招待されたのですが、あの頃の田中さんは仕事とモダンバレエを両立させていました。
私はモダンバレエに興味がなかったので、いささか退屈でしたが、まあ当時の田中さんは輝いていました。
その田中さんもいまや有名人です。
有名になると湯島には来なくなる人がほとんどですが、田中さんはいまも時々やってきます。
とてもいい仕事をしていますが、仕事の枠を超えて、横っちょに立ち寄ったりしているところも、とてもいいです。
田中さんはある意味で私の生き方に影響を与えてくれた一人です。
小生意気な小娘だった田中さんに影響を与えられたというのも気恥ずかしさがありますが、彼女が日本にコーポレートシチズンシップの考えを普及させたいと相談に来たのが、私が企業経営に再びきちんと関わることになった契機の一つでした。
それにしても、田中さんはなぜ私のところに来たのでしょうか。
いまとなっては思い出せません。
また子どもの問題に関わるようになったのも彼女のおかげです。
森下保育園に面白い人がいるからと連れて行かれ、そこであったのが、新沢さんでした。
それが契機になって保育園の世界にささやかに関わりだしたのです。
新沢さんが代表を務めていた日本子どもNPOセンターの事務局が、今では私のオフィスに置かれているのは、何かの縁があるのでしょう。
昨日のサロンはとても刺激的なサロンでした。
田中さんも、とても元気そうでした。
田中さんが昔、お父様の件で節子と話していたのをふと思い出しました。
湯島があるおかげで、いろいろな縁がきちんと続いているのがうれしいです。
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