« ■疑念10:なぜ人は戦場に行くのか | トップページ | ■節子への挽歌2992:パラレルワールドを生きている夢 »

2015/11/10

■節子への挽歌2991:「魂は向こうに置いてきた」

節子
鈴木さんがサンティアゴ巡礼から戻ってきました。
73日間で1700㎞。サンティアゴからさらに歩いて大西洋も見てきたそうです。
最後のハガキはマドリードからでした。

今日、帰国後の最初のハガキが届きました。
2日半、疲れて引きこもっていたようです。
それにしても、1700㎞とは想像もつきません。
出かけた時とどう変わっているのか、とても興味があります。
会うのが楽しみです。

帰国後のハガキには、こんなことが書かれていました。

かつてワールドカップのメンバーからもれたとき、三浦カズが「魂は向こうに置いてきた」といって帰国しました。
わたしの魂の一部も、まだフランスとスペインを歩き続けているような気がします。
魂は、身体ほどに論理的な動きはしないのでしょう。
節子が旅立った時の魂が、いまもわが家のあたりにいるのかもしれません。
人生は、サンティアゴ・デ・コンポステーラよりも、ずっと長い巡礼路ですから。

もうひとつ、おもしろいことが書かれていました。

大西洋を見たときのほうが「ここまで来たか!」という気持ちが強くしました。
つまり、サンティアゴに着いた時よりも、感激したということでしょうか。
いまサンティアゴのカテドラルは修復中で、ブルーシートに半分は覆われていたそうです。
そのせいかもしれないと鈴木さんはにおわせていますが、私にはもし修復してなくても、そうだったろうという気がします。
自然は魂と、深くつながっているからです。

鈴木さんは、つづけて四国巡礼に出かけるそうです。

Santiago


|

« ■疑念10:なぜ人は戦場に行くのか | トップページ | ■節子への挽歌2992:パラレルワールドを生きている夢 »

妻への挽歌15」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ■節子への挽歌2991:「魂は向こうに置いてきた」:

« ■疑念10:なぜ人は戦場に行くのか | トップページ | ■節子への挽歌2992:パラレルワールドを生きている夢 »