■節子への挽歌3008:那須高原に来ています
節子
昨日から那須高原にきています。企業の人たちとの合宿です。
この活動も今期を最後にすることにしました。
28年間,この経営道フォーラムに関わってきましたが,日本の企業は劣化こそしても道を正す方向には向かなかったような気がして、反省しています。
私の役割はもう終わったような気がします。
どうもこのやり方では歯が立ちません。
しかし、企業の劣化は間違いなく社会の劣化につながっていますので、私自身の生きにくさにもつながってきます。
困ったものです。
今日のプログラムが始まるまでの1時間部屋から那須高原の眺望をぼんやりとみて過ごしています。
12階なのでとても眺望がいいのです。
エピナール那須というホテルですが、こ地域では人気のホテルのそうで、エレベータで一緒になった人に「お客様の多いホテルですね」と話しかけたら,その人は常連客のようで,ここはいつも満員なのですよ,と教えてくれました。
子供連れも多く、昨夜はライブコンサートもやっていました。
ここまで書いて、ついうとうととしてしまっていました。
昨夜はあまり眠れなかったので、まだ眠気が抜けません。
最近はホテルの宿泊でぐっすりと眠れたことがないのです。
どうしてでしょうか。
しかし、こういう1時間を過ごしたのは、本当に久しぶりです。
とても静かで心が静まります。
遠くを見ていると時間が止まっているような感じになります。
そういえば、以前、節子との旅行でこんな時間を過ごしたことがあったような記憶があります。
風景は少し違いますが、やはり動きのない自然風景でした。
あれはイランだったでしょうか。
そろそろプログラムが始まる時間です。
午前中はずっと話し合いです。
企業のあり方を少しでも変えるような生き方をしていく人が一人でもうまれてくれるといいのですが。
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