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2015/12/08

■節子への挽歌3018:お金がないほうが豊かになれるかもしれない

節子
昨日は勢いに乗って3編も書いてしまいましたが、今日も2編書いて追いつこうと思います。

我孫子でのコンサートの前日、共済研究会で話をさせてもらいました。
テーマは「お金だけでない支え合い(社会)のあり方を考える」です。
今年3月に行われた共済研究会の公開フォーラムで、発表させてもらった「現代における『支え合い』の役割と課題」の続編です。
幹事役の長谷川さんから、佐藤さんの活動を話すのもいいかもしれないと言われていたので、半分は私の活動の話をしました。
かつて取り組んで、頓挫してしまっていたコモンズ通貨「ジョンギ」の話もしました。
そしてその真ん中に、お金に依存しない生き方があるのではないかという「新しい経済」の話を少し入れました。

話し終わった後、共済問題の研究者でもあり、日本の無尽講や結についても造詣の深い相馬さんから、コモンズ通貨はなぜ必要なのかと質問されました。
うれしい質問でしたが、あんまり頭がうまく反応せずに、中途半端な回答をしてしましました。
最近どうも思考したことを上手く話せなくなってきています。
明らかに脳の老化だろうと思います。

まあそれはそれとして、
共済研究会の代表の本間さんから、意外な質問をもらいました。
佐藤さんはいろんな活動をしているが、どうやって食べているのですか?
私の活動が収入よりも支出になっていることを心配しての質問です。
この質問にも、うまく答えられませんでした。
まずは「毎月の年金の15万円で生活はできています」「活動はみんなのお布施のおかげでできています」という的外れの答えをしてしまいました。
参加された方は、たぶん納得はされなかったでしょう。
しかし、私自身、どうして生活できているのかはよくわかりません。
まあ慎ましやかに生きていれば、お金などはそう必要はないのです。

話したお礼として、この研究会からもお布施をもらいました。
事務局の高月さんに、これでまた仕事ができるとお礼を言いました。
うれしいことですが、そのお金で実は宝くじを買ってしまいました。
もし宝くじが当たったら、コムケア基金をつくろうと思います。
1億円の基金ができれば、もっと思いのままに仕事ができるようになるでしょう。
いや、仕事をしなくなるかもしれません。
お金は本当に恐ろしいほどの力を持っています。
宝くじが当たったほうがいいのかどうかは微妙なところです。
しかし、節子が残してくれたお金を私のミスで失ってしまい、どうもその罪の意識から抜け出せずにいるのです。

そう言えば、厳しい質問をしてくださった相馬さんからメールが届きました。

課題となる問題が過不足なく網羅され、どれも筋が通っている。

あの厳しい相馬さんからこう言われると、それがたとえ思いやりからであってもうれしいものです。

肝心なことを書かないままに長くなってしまいました。
私が今回、書こうと思ったことは、「お金がないほうが豊かになれるかもしれない」ということでした。
人はお金がなくても生きていけるが、人の愛がなければ生きてはいけないのです。
そして、お金には「愛に支えられたお金」と「愛を切り捨てるお金」がある。
これに関しては、いつかまた書くことにします。

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