« ■節子への挽歌3013:生活能力の低下 | トップページ | ■節子への挽歌3015:誰もいなくならない »

2015/12/04

■節子への挽歌3014:科学知識と生活知識

節子
神戸でイオン水などに取り組んでいる田中さんが湯島に来ました。
田中さんは、加野さんの紹介で、交流が始まったのですが、世間的な常識から少し逸脱している人です。
かつては自家飛行機まで持つ生活をしていたようですが、いまはかなりストイックな生活をされているようです。
その人間観や仕事観に共通するところがあるので、田中さんの信条に役立ちたいと思っていますが、私のように、社会から脱落した生き方をしているとなかなかお役にはたてません。

残念なのは、もう少し早く田中さんに会っていたら、節子も私も、少し違った人生になっていたかもしれないということです。
田中さんのイオン水は、生命力を高める効果があるのです。
「奇跡」が起きたかもしれません。

田中さんと話が通ずることのひとつに、現実から発想するという点があります。
以前、田中さんに頼まれて我孫子で放射性汚染土壌の除染実験をやりました
その結果は、通常の科学では説明できないようなことが起こりました。
10人ほどの参加者がいましたが、一人を除いて、「科学知識」を基準にしてその実験の価値を認めませんでした。
みんな「科学知識」が絶対のものだと思っているのです。
しかし、「科学知識」はその時点で分かっていることでしかありません。
そう考える人がとても少ないのです。

田中さんも私も、知識よりも現実を基本にしています。
現実に起こったことを大切に考えるという姿勢です。
その姿勢で考えると、話題になったSTAP細胞事件も違った見え方がしてきます。
今日は、そんな話もでました。
節子がもし隣で聞いていたら、どう評価したでしょうか。

「科学知識」などほとんどない節子の「生活知識」は、意外な示唆を与えてくれることがありました。
知識に偏重しがちな私の生き方を、節子は少しだけ相対化してくれたのです。
いまの私の世界観は、そのおかげです。
節子は、そんなことは全く思ってもいなかったでしょうが、私はそう思っています。

節子との会話がなつかしいです。

|

« ■節子への挽歌3013:生活能力の低下 | トップページ | ■節子への挽歌3015:誰もいなくならない »

妻への挽歌16」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ■節子への挽歌3014:科学知識と生活知識:

« ■節子への挽歌3013:生活能力の低下 | トップページ | ■節子への挽歌3015:誰もいなくならない »