« ■1月3日に湯島カフェを3時間開店します | トップページ | ■節子への挽歌3044:ダラダラの2日目 »

2016/01/01

■節子への挽歌3043:また新しい年が始まりました

節子
今年も穏やかな気持ちのいい年明けでした。
屋上で初日の出に祈り、ジュン夫婦とユカと4人で子の神様に初詣。
帰宅してから、ユカが昨夜頑張って作ってくれたおせち料理をみんなで楽しみました。
節子がいたころに比べれば、種類は大幅に減っていますが、合理的と言えば合理的で、無駄のない膳になってきています。
これも時代の流れなのでしょう。
そういえば、お雑煮も作り方が少し変わりました。

みんなでお墓参りにもいきました。
本堂にもお参りしましたが、むかしは大晦日にここに除夜の鐘をつきに来ていました。
そういえば、昨夜、私は除夜の鐘も聞かずに寝てしまいました。
これもたぶん中学生時代以来のことだと思います。
除夜の鐘を聞きながら就寝するのが子供のころからの私の大晦日でしたから。

子の神様からは富士山が見えるのですが、木が茂りだしてきたため、あまりよく見えなくなってしまってきました。
夕方、わが家の屋上から夕日の富士山を眺めようと思ったら、これも近くの斜面林の竹が生い茂りだして見えにくくなってしまっていました。
今年は視界が邪魔される年を予感させます。

節子がいないお正月には、どうしてもまだ慣れません。
普段はあまり気にならなくなっていますが、節子ががんばっていたお正月のような時は、やはりどうしてもさびしくなります。
それに、節子がいなくなってから、来客も減ってきました。
私が付き合いをあまり好まなくなったからでもあるのですが、どこかにちょっと影があるのです。
華やかな時がなぜか苦手なのです。
伴侶や親を亡くした家族は、そういう面があるのかもしれません。

今年は、良い年にしたいと思います。
節子も応援してくれるでしょう。

|

« ■1月3日に湯島カフェを3時間開店します | トップページ | ■節子への挽歌3044:ダラダラの2日目 »

妻への挽歌16」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ■節子への挽歌3043:また新しい年が始まりました:

« ■1月3日に湯島カフェを3時間開店します | トップページ | ■節子への挽歌3044:ダラダラの2日目 »