■節子への挽歌3060:琵琶を聴く会をやることになりました
節子
流れを変えたくて、急に思いついて、小学校時代の友人たちに声をかけました。
そして、なぜか琵琶を聴く会を開催することになりました。
節子も知っているMさんから、昨年から琵琶を習いだしたという年賀状が来たので、一度、琵琶を聴く会をやろうかなどと半分冗談で話したら、実はもう一人、前々から琵琶をやっている人がいて、彼女がぜひやりたいということになったのです。
既に演目まで決めたというので、後に引けなくなりました。
まあ人生はこんな感じで進んでいくものです。
折角なので、暇そうな気の置けない同窓生に声をかけました。
いつもはうるさい連中ですが、断る理由がないから、ということで、みんな参加することになりました。
男性3人、女性3人、それに私です。
琵琶の弾き手は2人です。
さてさてどんなことになるのでしょうか。
どこでやろうかということになったのですが、それぞれが住んでいるところの中間点が湯島なので、いっそ、湯島でということになりました。
騒音問題はないか気になりますが、大丈夫だと言います。
もしダメなら、上野公園の野外鑑賞会にすればいいとも考えました。
演奏者の前に、空き缶をおいておけば、お金を入れてくれる人がいるかもしれません。
しかし、反面、なわばりの管理者から場所代をとられるかもしれません。
最近、私の運はあんまりよくない状況なので、後者の可能性が強いような気がします。
やはり湯島でやりましょう。
なんで琵琶を聴く会なのかと訊かれたので、まあみんなが集まれるのも最後かもしれないので、お互い、言い残したいことを琵琶に乗せて語ろうよ、とうっかり答えてしまいました。
琵琶は、どこか彼岸とのつながりをつくってくれる楽器のような気がします。
しかし、今回集まるメンバーには、言い残したいことも見つかりません。
言い残される危険があるので、それは止めて、単に琵琶を聴くだけの会にしました。
さてさてどうなるか。
再来週開催の予定です。
女性陣に会うのは、久しぶりです。
なかには30年ぶりの人もいます。いや40年ぶりでしょうか。
流れがいい方向に代わればいいのですが、ちょっとメンバーを間違えたかなと心配です。
この記事を読んでいないといいのですが。
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