■馳文科相の思い上がり
馳文科相が23日の記者会見で、「私が学長であったとしたら、国旗掲揚、国歌斉唱を厳粛のうちに取り扱うと思っている」と話したそうです。
今日の朝日新聞の天声人語で知りました。
岐阜大の学長が今春の式で国歌斉唱をしない方針を示したことへの批判のようです。
馳さんが学長になったら、そうしたらいいでしょうが、他の学長を批判するのは、その見識を疑わざるを得ません。
思い上がりとしか思えません。
私の基準では、文科相にはふさわしくない発想です。
せめて憲法をきちんと読んでほしいです。
むかし読んだ文章を思い出しました。
思い出して読み直しました。
いささか恥をさらすようですが、もし気が向いたら読んでください。
「日の丸と君が代」という記事です。
http://homepage2.nifty.com/CWS/katsudoukiroku3.htm#3132
馳さんのような人が、大学の学長にならないことを願いますが、楽観はできません。
社会は教育の場から壊れだしていきます。
教育は、まさに両刃の剣です。
ですから知性のある人に担当してほしいです。
| 固定リンク
「教育時評」カテゴリの記事
- ■日本の子どもたち(15歳)の精神的幸福度は38か国中37位(2023.06.05)
- ■クイズは楽しいのに入学テストはなぜ楽しくないのか(2022.01.17)
- ■半藤一利さんの最後の著書「戦争というもの」(2021.06.25)
- ■子どもたちはやはり信頼できます(2020.05.10)
- ■「社会的セーフティネットの構築」(岩崎久美子編)をお薦めします(2019.03.29)
コメント