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2016/02/22

■節子への挽歌3087:人は決して孤独ではない

節子
湯島のミニシクラメンが咲きだしました。
まったくと言っていいほど手入れをしていないのですが、昨年から咲き出しました。
唯一心がけているのは、その存在を気にしているだけです。
植物も、しっかりと周りの期待に応えてくれるものです。

湯島のメダカも元気です。
芝エビとの共棲のおかげで、水槽は掃除をしなくてもきれいです。
一時期、水草が多くて、メダカを死なせてしまいましたが、最近はバランスが取れているようで、とても元気です。
オフィスに来たら、できるだけメダカにも声をかけるようにしています。

こうして考えると、人は決して孤独ではありません。
声をかけるべき相手はいくらでもいるのです。
そしてしっかりと声をかければ、すべての存在はしっかりと声を返してくれるのです。
それが聞こえるかどうかは、自分の意識次第です。
人は孤独だとか、孤立社会だとかいうマスコミ報道にまどわされてはいけません。
人は決して孤独ではないのです。

いまは新潟のチューリップも部屋を飾ってくれています。
金田さんが送ってくださったものを少し持ってきたのです。
これだけでも部屋の雰囲気はなごみます。

今日はめずらしく、湯島で一人で2時間ほど過ごしました。
窓の外で進んでいる近くの建築工事現場を見ているのも、楽しいものです。
世界は生きている。
そう思うと、それこそ退屈はしません。
私は時々、かなり退屈してしまいますが、これも問題は自分にあるのでしょう。

今日も寒い日で、窓の外は灰色の冬です。
空が青いか灰色かで、世界の風景は一変します。
しかし、一番の問題は、自分の気持ちかもしれません。
空の色に振り回されないように、自らをしっかり持たなければいけません。

今日は早く帰ろうと思います。
やりたいことをいろいろと思いつきだしてきましたので。
節子がいなくなったので、大忙しです。

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