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2016/02/05

■節子への挽歌3069:琵琶の演奏

節子
昨日、湯島の小学校時代の同級生が6人来てくれました。
女性3人と男性3人、みんな節子も知っている人たちです。
きっかけは、その一人が最近、琵琶をやりだしたので、その琵琶を聴こうと言うことになったのです。

女性陣が食事を用意してくると言うので、私は何もしなかったのですが、食べきれないほどのものが並びました。
しかも一人は、有機農業のメッカとも言われる小川町の霜里農園の金子友子さんなので、半端ではない良質の食材も届きました。
今朝、乳牛から絞ってきたという牛乳も持ってきてくれましたが、なんと甘くておいしいことか。
もうひとつの絶品は、イチゴでした。
今ごろの位置がハビトゥス、とても甘いのです。
久しぶりに野生の香りのする美味しいイチゴを食べました。

金子友子さんは、アナウンサーから突如、農家に嫁ぎ、今やすっかりお百姓さんです。
節子がいた頃、湯島のサロンに野菜を届けてくれたことがありますが、最近は時々テレビなどでも顔を見るようになりました。
琵琶を始めたのは升田淑子さんですが、かなり個性的な人で、しばらく前までは大学で国文学を教えていました。
時々、論文を送ってくれましたが、私にはとても歯が立たないものでした。
大学を辞めてからは、乗馬をはじめ、昨年から薩摩琵琶を始めたのです。
節子への献花に、わが家にも来てくれました。
もうひとりの女性は、筑前琵琶をもう10年前からはじめて、最近は演奏会などもやっている芳賀庸子さんです。
芳賀さんも、いろんなことにチャレンジしていて、ご主人を亡くしてから、大学院で学び直していましたが、いまは琵琶にかなりのめっているようです。
大学に通っていたころ、偶然にも私が書いた本を見つけられてしまい、その後、どうしたのかと昨日も言われてしまいました。
誰も私が本を書いたことなど知らなかったはずですが、まあ仕方がありません。
私が何をやっているかは、同級生たちには見えていないでしょう。
当の私自身さえ、わからないのですから、当然です。
でも彼らは幼なじみですから、私の生き方はわかっているでしょう。

それにしても、女性陣の前向きの姿勢は圧倒されます。
女性たちの話を聞いていたらあっという間に6時間を超えていました。
しかも、琵琶の話から政治の話まで、実にパワフルで豊かです。
もちろん「むかし話」などありません。
それに比べて男性側はどうしようもありません。
気が萎えたなどと愚痴をこぼしている私は論外ですが、他の3人も、まあ今を生きているだけなのです。
それに、女性たちと違って、何をしているのか、改めて書こうとすると何も出てこない。
困ったものです。

70歳を過ぎると、やはり男女の差は大きく出てきます。
つくづくそう思います。
それに伴侶を見送った同級生は数名いるのですが、私のように男性は元気をなくすのに、女性はむしろ元気に自分の道を見つけています。
女性に見習わなければいけません。

Biwa


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