■節子への挽歌3081:ちょっと感傷的になってしまいました。
節子
時間があるので、もう一つ書こうと思います。
名古屋を出て、関ヶ原近くに来たら、なんと吹雪いています。
帰省時は、いつも米原で北陸線に乗り換えるのですが、雪のイメージがあります。
たぶん最初に来た時がそうだったからでしょう。
寒々としたホームで、あったかいうどんを買って、車内で食べたりしましたが、あの雰囲気が私は大好きでした。
北陸線も、昔はいかにもという感じで、自分でドアを開けて乗り、ドアをしめるのです。
昔は今より雪も多く、節子と帰る冬の滋賀の湖北の風景は、私にはとても魅力的でした。
最近は、大阪から新快速といって、同じ電車が乗り入れていますので、以前のような情緒はありません。
自然の風景は変わらなくても、変わったものはたくさんあります。
思いにふけっていたら、もう大津です。
右側に瀬田川は見えました。
ここから私たちの生活は始まったのです。
大津には山のように思い出があります。
間もなく京都。
挽歌を書くよりも、思いにふけってしまいました。
久しぶりに感傷的になってしまいました。
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