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2016/02/17

■節子への挽歌3080:東海道新幹線から見る車窓風景はあまり変わっていませんね

節子
今日は大阪に向かっています。
最近は東海道新幹線にもあまり乗らなくなりました。
先日、会った小学校時代のクラスメイトから手紙が届きました。
彼女は私よりも早く伴侶を見送っています。
しかし、私と違い、その後の生き方は見事なほど、アクティブです。
大学院に通い、経済学を学んだかと思えば、琵琶を始め、今は演奏会にも呼ばれています。
まあそこまでは知っていましたが、来月は沖縄、5月にはウィーンとプラハだそというのです。
私などは、やっと大阪に行こうという気になるだけですが、彼女はさらに、その先は何をしようかと考えているそうです。
見習わなければいけません。

人にはタイミングがあります。
私たちは、さてこれから一緒の旅行を楽しもうかという時になって、節子の病気が見つかりました。
それまでも、年に数回は一緒に、この東海道新幹線には乗りましたが、それは夫婦旅行というよりも、帰省だったり家族旅行だったりしました。
もしかしたら、病気が小康状態だった時に、2人で京都旅行をしたような記憶もありますが、思い違いかもしれません。
旅行など、いつでもできるからという思いが私にはあったのです。
でも、いつでもできるなどということは、決してありません。
できることは、できる時に、しておかねばいけない。
これが節子のモットーでしたが、私は人生をあまく考えていたのです。

車窓から見える風景は、変わったところもありますが、駅と駅をつなぐ風景は節子と一緒に見たのと同じです。
東京の風景は大きく変わっていますが、日本全体の風景はそう大きくは変化していないのでしょう。
久しぶりに車窓をしばらく眺めていて、そう思いました。

節子より私が早く旅立った場合、節子はどうしたでしょうか。
友人のように、プラハに行ったでしょうか。
多分そこまでのアクティブさはなかったでしょう。
しかし、乗り慣れた東海道新幹線には、乗ったでしょう。
彼女の友人は、滋賀に多いですから。
この風景を見ながら私を思い出していたかもしれません。

そろそろ名古屋です。
良い天気です。

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