■3130:今年初めての「ホーホケキョ」
節子
今日、今年初めての鶯の「ホーホケキョ」の声を聴きました。
残念ながら、耳の右で聴いてしまいました。
まあ最近の私にはふさわしいのですが、ちょっと残念です。
自宅でもよく鶯の声を聴きますが、今年はまだです。
節子がいなくなって数年は、自宅で毎朝、鶯の「ホーホケキョ」がうるさいほどでした。
節子は、鳥になって戻ってくると言っていましたので、あれは節子だったのかもしれません。
そう言う思いがあったので、「ホーホケキョ」が特に気になったのかもしれません。
しかし、最近はあまり気にならなくなっていました。
外の世界は、自らの意識によって大きく変わってくるものです。
とりわけ音はそうかもしれません。
今朝、聴いたのは、自宅ではなく、駅に向かう道の途中です。
近くにいたお年寄りが、あれ、鶯だと声に出していました。
その方も、今年初めてだったのかもしれません。
そして、「ホーホケキョ」は、ただの一回だけでした。
もしかしたら、あれは、私へのエールだったのかもしれません。
例年になく、ちょっと早いですし。
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