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2016/03/22

■なぜクロネコヤマトの配達員は善い人ばかりなのか

私がお会いしたヤマトの宅急便を届けてくれる人はみんな善い人です。
わが家にはヤマト便はよく届くほうで、私も結構対応させてもらうのですが、みんなとても気持ちのいい人です。
なぜヤマトの宅急便を届けてくれる人はみんな善い人なのか。

友人の鈴木さんが昨年、スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路を2か月半かけて歩いてきました。
帰国後、会うたびに、そこで出会った人たちはみんな善い人ばかりだったと繰り返すのです。
なぜだろうかと考えた結果、私たちの結論は「歩くから」でした。
人は歩いているうちに、邪念が消えて、人本来の善い性質が素直に出てくるのだということです。
さらに、巡礼では、いろんな人にも会います。
いずれも短い出会いであり、利害が絡むわけではありません。
それもまた、人の善い性質を高めるのではないかと思います。

歩く生活、言い換えれば身体を動かす生活。
さまざまな人との小さな出会いや会話。
この2つは、まさにクロネコヤマトの配達員の毎日ではないか。
だから、クロネコヤマトの配達員はみんな善い人ばかりなのです。

この数か月、わが家の近くの大きな家が解体され、そこに5軒の建売住宅が建つそうです。
その土地の整備にきていた人たちは、これまたみんな善い人ばかりでした。
なかには日本語があまりうまくない外国の人もいましたが、彼らも身体を動かす仕事です。

そこで私の得た結論は、身体を使った仕事をしながら、いろんな人とささやかに会話していると人は善い人になるということです。
その一方で、会社でデスクワークばかりしていると性格が悪くなるのではないかという懸念も強まっています。
ネットの普及も、それに関係しているでしょう。
政治家が悪くなったのも、いわゆるどぶ板政治、身体を使って人に会うことが少なってきたからではないか、と思うのです。

めちゃくちゃな論理ですが、こう考えると納得できることがたくさんあるのです。
人はやはり、よく歩き、身体を動かし、人に会わなくてはいけません。
パソコンばかりしていたら、性格はどんどん悪くなりかねません。

さて問題は、私のことです。
最近私の性格が悪くなってきたのは、もしかしたら歩きが足りないのかもしれません。
一時に比べると歩くようになったとはいえ、まだ歩き足りません。
なにしろサンティアゴ巡礼に行った鈴木さんは、毎日20km以上歩いていたのです。
私はその1/10くらいですので、鈴木さんのように善い人にはなれません。
困ったものです。

鈴木さんは、明日、今度は四国にお遍路に出かけます。
さらに善い人になって帰ってくるでしょう。

子どもたちにもっと歩く機会が増えると、日本は豊かになるかもしれません。

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