■節子への挽歌3120:久しぶりの墓参
節子
最近お墓に行っていなかったのですが、久しぶりに娘たちとお寺に行きました。
墓前に庭のミモザや水仙の花も、供えてきました。
昨日、湯島に来た人と般若心経の話をしたこともあって、今朝はいつもより少していねいにお経をあげましたが、墓前でも般若心経を唱えてきました。
明日からはお彼岸でお墓もにぎわいますが、今日は一組しかいませんでした。
暖かですが、今日は風が強いです。
午後から曇ってきたので、温度も下がりだしました。
この時期は温度の変化が激しいので、体調を崩しやすいです。
幸いに、3月に入ってから私の体調はよくなっています。
それも不思議なくらいいいのです。
しかし、残念ながら気分の方はあまりすっきりはしていません。
テレビのニュースはあまり見ないようにしていますが、それでも耳には入ってきます。
社会派、どう考えても少し壊れだしているような気がしてなりません。
ところで、なぜか最近連絡がない人が複数います。
もしかしたら、体調を崩しているのかもしれませんが、電話をする勇気が出てきません。
最近は、ともかく悪いニュースに覆われているため、どうも悪い方に考えがちなのです。
ですから電話する勇気が出てこなかったのです。
悪いニュースがこれ以上多くなったら、気分的に持ちこたえられそうもなあく、最近は気弱になってきてしまっています。
困ったものです。
社会の風潮も気になりますが、家族親戚、友人知人に関して気になることが多すぎます。
春になっても、心がワクワクしてこないのは、そのせいかもしれません。
みんなの問題が、少しでもいい方向に向かうことを祈っています。
そして、朗報が増えていってほしいと心から思います。
身のまわりで起こることは、結局は自らの生き方の結果なのでしょう。
自分には責任はおろか、関係さえないと思いたくることがほとんどですが、私にもできることがあったのに、それに気づかずに来てしまったと思うことも少なくありません。
そんなことを、思い知らされる毎日です。
そんなことを考えだすと、どうしてもやはりまた節子のことにつながっていきます。
般若心経をもう一度上げたい気分になることもあります。
人は本当に過ちが多い生き物です。
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