■節子への挽歌3111:久しぶりの早起き
節子
今朝は久しぶりには朝早く起きられました。
最近、どうも朝が起きられなくなっていました。
というよりも、4時過ぎに目が覚めてしまい、そこから眠れなくなるのです。
そこで起きてしまえばいいのですが、その気にもなれない。
そこからいろんなことを考えてしまい、眠れなくなってしまい、枕元のテレビをつけてしまうのです。
だからと言ってテレビを見るわけでもなく、ただ音が聞こえていると安心なのです。
結局いつのまにか寝てしまっているのですが、長い時には1時間以上も眠れずにいます。
そして目が覚めると、もう7時を過ぎています。
しかしそこからまた起きられずに、起きだすのが7時半を過ぎてしまうことも少なくありません。
昨日は、8時を回ってしまっていました。
にもかかわらず眠りの質が悪いせいか、どうもよく寝たという気がしないのです。
節子がいなくなってから、朝まで熟睡していた記憶がありません。
6時間以上続けて寝たことがない気がします。
早い時には深夜の2時頃目が覚めるのですが、目が覚めて枕元の時計を見て、あまりに早く目が覚めてしまって、がっかりすることもあります。
ですから夜が好きではなくなったのです。
節子がいた頃も、目が覚めることはなかったわけではありません。
しかし、その時には節子が横にいるだけで安心して、また眠りにつけました。
眠れない時には、節子を起こしたものです。
節子は、それなりに付き合ってくれました。
でも今は起きてもいつも私一人です。
暗い夜に一人で目が覚めていろいろと考えをめぐらすのは、好きにはなれません。
でも、昨夜は久しぶりによく眠れました。
今日は、いい日になるかもしれません。
しかも久しぶりの在宅の土曜日です。
さて、なにをやりましょうか。
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