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2016/03/14

■節子への挽歌3115:相談料は珈琲です

節子
今日もまた寒い、雨の日になりました。
昨日はサロンにつづいて、急な相談がはいりました。
ちょっとパニック気味だと言うので、何はともあれ相談に乗ることにしました。
と言っても、私の専門分野ではありませんし、もしかしたら背景に少し危い問題を感じさせる内容でした。
私の知らない人なのですが、九州の友人が、私を紹介したのだそうです。
まったく困ったものです。
こんな感じでいろんな人が湯島には来るわけです。

ともかく相談に関する分野に詳しい友人に同席してもらうことにしました。
内容は差し控えますが、とても誠実そうなおふたりがお見えになりました。
お話を聞くと、人をともかく信じてしまう人たちのようです。
それでどんどん(表現は悪いのですが)つけこまれてしまっているようです。
同席してくれた、その分野に詳しい友人が的確な、ちょっと厳しいアドバイスをしてくれました。
そのやりとりを聞いていて、私も同じような生き方をしているのかもしれないという気がしてきました。
「その筋にいた」ある友人から、佐藤さんは甘いから骨の髄まで絞りとられるぞと言われたことがあります。
そんなことはないと思いましたが、まあ、髄まで行かないにしても、かなりの被害を受けたことはあります。
特に、節子がいなくなってからは、精神的に不安定な時期もあり、いろいろとありました。
いまはようやく「相談を受ける側」に座れていますが、「相談する側」に座っていたこともあるのです。
ですから、相談する側の人の不安な気持ちや大変さを少しは理解できます。
それにだまされる人には悪い人はいないのです。

終わった後、おふたりが「相談料は?」と質問してきました。
今度珈琲をご馳走してください、と同席の専門家に相談せずに即答してしまいました。
後で考えたら、友人には悪いことをしたと思いますが、まあ友人も異論はないでしょう。
善いことしたら、いつか絶対に自分に返ってきますから。

困った人がいたら相談に乗る。
相談料という発想には、やはり私は違和感があります。
今回に限らず、同じような質問をされることはあります。
答はいつも、「珈琲でもご馳走してください」です。
実は、私が相談に乗ってもらった時も、そうでした。
最初から相談力を払うという考えが、私には皆無なのです。
もしかしたら、相手に失礼を重ねてきているのかもしれません。
しかし、困っている人がいたら、相談に乗るのは人の常でしょう。
こういう私の考え方が、やはりどこか現代に合わないのでしょう。

節子にはずっとそういう生き方に付き合ってもらいましたが、節子から異論が出たことはありません。
節子もまた、ちょっと世間の常識からずれていたのでしょうか。
おふたりが、いまの状況から早く抜け出せるのを祈っています。
落ち着いたら、おふたりとはたぶんいい友人になれるでしょう。

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