■カフェサロン「アーユルヴェーダってなんですか」の報告
昨日のカフェサロン「アーユルヴェーダってなんですか」は13人が参加しました。
参加者の関心もいろいろでしたが、それを踏まえて、サトヴィックの佐藤真紀子さんは、ていねいにお話をしてくださいました。
なんとなく知っていたアーユルヴェーダでしたが、全体像のお話を聞いて、改めてその深い意味を感じられました。
佐藤真紀子さんは、もともとジャーナリストでしたが、ご自身の治療体験から、アーユルヴェーダの世界に入っていき、脈診を専門とする家系(このお話も興味深かったです)のサダナンダ・サラディシュムク医師に師事。
いまはインドと往復しながら、アーユルヴェーダを広げていきたいと精力的な活動をしています。
真紀子さんご自身の、子どもの頃からのぜんそくや腰痛がアーユルヴェーダのパンチャカルマ(浄化療法)で完治した体験も、実に生々しく話してくださいました。
アーユルヴェーダは「生命を果たす/使い尽くすこと」だと真紀子さんは言います。
昨日は、歴史から理念、療法、食事法から精神や鬼神の世界まで、幅広く話題になりました。
ユマニチュードやマクロビオテックの話題も出ました。
アーユルヴェーダは、「病気を治す」「より健康にする」そして「幸福にする」という3つの段階がありますが、どうもその基本は「食」にあるようです。
といっても、たぶん狭義の「食」ではなく、私が昨日感じたのは、「自然との付き合い方」のようです。
とても興味を感じたのは、調理をする時の心のあり方も影響するという話です。
「森のイスキア」の佐藤初女さんも、たしかそんな話をしていたのを思い出しました。
あまりにいろんなことを聞いたので、紹介しだすときりがないのですが、ご関心のある方は、ぜひ佐藤真紀子さんの主宰しているサトヴィックのサイトをご覧ください。
真紀子さんの体験談も含めて、アーユルヴェーダに関するたくさんの情報に触れられます。
http://satvik.jp/aboutus/
今度の5月の連休には、表参道のサトヴィックで、アーユルヴェーダ博物館を開くそうです。
また毎年行っているサダナンダ・サラディシュムク医師の来日診察会も予定されています。
報告になったでしょうか。
なお私はほぼすべてに納得しましたが、アーユルヴェーダは「解脱を目指す」という点だけは共感できませんでした。
なぜなら私は解脱よりも、永遠に輪廻を繰り返したいからです。
困ったものですが。
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