■節子への挽歌3157:シャクヤクの花が咲いたのですが
節子
シャクヤクの花が9年ぶりに咲きました。
節子が再発する前に、家族みんなでひたちなかに出かけた帰りに、美野里町の花木センターで購入してきたシャクヤクです。
見事な花に、節子が気にいって買ったのですが、節子がいなくなってから、なぜか花が咲かなくなってしまいました。
そのシャクヤクが、今年は花を咲かせたのです。
植木鉢を庭においていたのですが、先日の強風にももちこたえました。
ところが、今朝、起きてみると、そのシャクヤクが花の重みに耐えかねて、折れていました。
昨日は風もなく、大丈夫だと思っていたのですが。
それで花の部分を切り取って、節子の仏前に供えました。
その時、ふと思いました。
もしかしたら、節子が供えてほしかったので、花を折ったのではないかと。
あるいは、シャクヤクが節子に見てほしくて、折れたのかもしれません。
いずれにしろ、そのおかげで、9年ぶりに咲いたシャクヤクは、いま、節子の位牌の前に供えられています。
きっと来年も咲いてくれるでしょう。
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