« ■私たちは本末転倒した生き方をしていないでしょうか | トップページ | ■節子への挽歌3147:人間の本質は移動のなかにある »

2016/04/13

■節子への挽歌3146:育つ縁と消える縁

節子
久しぶりに高須さんが来ました。
高須さんとの縁も、実に不思議で、なぜか一度しか会ったことがないのに、彼から突然、仲人の依頼がありました。
節子も私も、自分の結婚式もきちんとしていないので戸惑いがなかったわけではありませんが、標準的な結婚式の仲人をつとめさせてもらいました。

その高須さんの娘さんたちも大きくなり、上はもう大学3年生です。
先日、電話したら、娘さんが出たのですが、お母さんそっくりの声で、間違ってしまいました。
時がたつのは、実に早いです。

高須さんは、この数年、中国の関係の仕事をしているため、一時は海外ばかりだったのですが、最近は少し落ち着いてきたようです。
しかし、まあ性分上、落ち着くような人ではなく、好奇心が強く、まさに仕事を楽しむタイプなので、どんどんと世界は広がっているようです。
たまに帰国しても、たぶん活動をしまくっているのでしょう。
私のところに来てくれたのは、2年ぶり、いやそれ以上かもしれません。
話していると際限がなく、超古代史から最先端モバイル技術の話まで、止むことがありません。

それにしても、人の縁は不思議なものです。
高須さんが最初に湯島に来たのは、友人から紹介された大学生が就職の相談に来た時に、一緒についてきたのです。
その時は、相談に来た学生と主に話したのですが、一緒に来た高須さんともう一人の学生も、それを聴いていたのです。
それからたぶん会うこともなく、数年してから突然、仲人をしてくれと電話があったのです。
私の記憶に誤りがあるかもしれませんが、たしかそんな気がします。
私も驚きましたが、節子も驚きました。
何しろ節子は会ったこともないのですから。
そして4人で会食をし、仲人を引き受けました。
ある意味で、私たち夫婦と似たものを感じたからです。

その時に相談にやってきた学生は、その後、私が紹介した会社に入社しましたし、彼の結婚式にも行ったのですが、いろいろとあって交流が途絶えました。
もうひとり一緒に来た学生がいるのですが、彼は霊能者の末裔でしたが、もしかしたら「その世界」に戻ってしまっているかもしれません。
高須さんも、いまはその2人と連絡がとれていないそうです。

人の縁は、実に不思議です。
15分立ち話しただけで、いまも続いている縁もあれば、かなり時間を割いていろいろと関係を育てたのに消えていく縁もあります。
何回も相談に乗ったのに、うまくいきだしたら連絡もしてこなくなった人もいますし、友だちと一緒にたまたま来ただけなのに、仲人を頼んでくる人もいる。
私は自分からは積極的に縁を切ることはありませんが、縁には育つ縁と消える縁がありそうです。
高須さんとは3時間を超える話し合いになりましたが、彼のエネルギーの強さに老体の私はかなり疲れました。
エネルギーのある人と話すと、こちらもエネルギーを出さないといけません。
でも、高須さんの人生設計には、少しだけ役だったような気がします。
また新しいことが始まるでしょう。

最近、まわりでいろいろと新しいことが始まりだしています。
ようやく私もまた「生きだしている」のかもしれません。
現世滞在期間を2年延ばしたおかげかもしれません。

久しぶりの春が来るかもしれません。

|

« ■私たちは本末転倒した生き方をしていないでしょうか | トップページ | ■節子への挽歌3147:人間の本質は移動のなかにある »

妻への挽歌16」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ■節子への挽歌3146:育つ縁と消える縁:

« ■私たちは本末転倒した生き方をしていないでしょうか | トップページ | ■節子への挽歌3147:人間の本質は移動のなかにある »