■ふたつの「みんカフェ」を開きました
新潟と東京で、それぞれ「みんなのゆる~いカフェサロン」、略して「みんカフェ」を開催しました。
新潟では8人の人が、東京では10人の人が参加しました。
新潟は準備会でしたが、福島から避難されてきている方がおふたり参加して下さいました。
話し合いの結果、正式に「みんカフェ・新潟」をスタートさせることになりました。
次回は7月7日です。
新潟につづいて、東京の湯島で「みんカフェ・湯島」を開催しました。
こちらは準備期間を経て、今年から公開スタイルで始めています。
銚子からわざわざ高速バスで2時間かけて参加してくださった若い女性の「仕事」への姿勢の話がとても私には興味がありました。
ちなみに彼女は内定が決まった就職先の「雰囲気」が自分に合わないと思って、入社を見合わせたのです。いま失職中のようです。
発達障害を公言しているNさんは、同日開催されている5つのイベントの中から、このサロンを選んで参加してくれました。
クリエイティブコモンズの話をしてくれましたが、
彼もまた、現在の金銭至上主義の経済や社会のあり方に居心地の悪さを感じて、お金を介さない生き方を志向しています。
朝から夜までかなりハードな仕事をしているSさんは、たぶん仕事を通じて、社会の実相を感じていると思いますが、今回もさわやかな笑顔で参加してくれました。
こうした若者たちの話を聞いていると、現代という社会の醜い面も素晴らしい面も見えてきます。
若者たちもまた、普段はあまり接点のない、年上の世代の人たちの本音の話に触れて面白かったと言ってくれました。
いつものサロンの常連もかなり参加してくれました。
私の思いは、みんなの喫茶店を実際につくれないかということです。
「こども食堂」や「ブックカフェ」もいいですが、「居場所カフェ」もいいです。
全国的に広がってきているコミュニティカフェよりももっとカジュアルな、かたちのないカフェです。
新潟の集まりに参加された製剤薬局の方は、自分の薬局でも開けると言ってくれました。
先日、私はわが家の庭でオープンカフェを開催しましたが、どこかの公園でもいいかもしれません。
そういう場所が増えれば、きっとみんな生きやすくなり、犯罪やヘイトスピーチなど減っていくでしょう。
今日の話を聞いていて、なんだかそんなことが実現できそうな気がしてきました。
もし一緒に取り組もうという人がいたらご連絡ください。
私はもうあんまり頑張れそうもありませんが。
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