■節子への挽歌3203:携帯電話を忘れました
節子
今日は朝の5時半に家を出て、奈良に向かっています。
企業の人たちとの合宿です。
奈良で行うという、ただそれだけの理由で、引き受けてしまいました。
3年ぶりの奈良です。
寝坊しないか心配だったのですが、無事新幹線に乗れました。
そこで、携帯電話を自宅に忘れてきたことに気づきました。
今日はなんとか乗り切れるとして、明日は夕方から人に会う予定ですが、その方とは一度しかお会いしたことがなく、しかも会う時間も場所も、携帯電話で打ち合わせることになっているのです。
会えるでしょうか。
iPadは持参していますが、フリーのWi-Fiがないと通信できません。
さてどうするか。
対策を考えなくてはいけません。
新幹線のなかではゆっくりと本でも読もうと思っていたのに、それどころではありません。
困ったものです。
しかし、こういう予期せぬ課題に会えばこそ、人生は退屈しません。
最近でこそ少なくなりましたが、以前はよく携帯電話を忘れました。
それで何度かけても電話にでないといって叱られたことがあります。
それで携帯電話が嫌いになり、八つ当たりですがその人も嫌いになり、使わなくなった時期もありますが、最近はすっかり携帯電話依存症です。
と言っても、相変わらず出ないことは多いのです。
たぶん信じてはもらえないでしょうが、私の携帯電話(いわゆるガラケイです)はマナーモードにしていなくても、時々、ならないのです。
持ち主の気分を感知しての配慮ある行為かもしれません。
何でならないことがあるのかと不思議に思い、他の人に頼んでかけてもらうと、不思議と必ず受信音がなるのですが。
ということは、私の携帯電話二は意思があるのかもしれません。
だとしたら、今日、私が携帯電話を忘れたのにも意味があるのでしょう。
まあそんなことはどうでもいいのですが、新幹線のゆったり旅気分は楽しめないでいます。
いま熱海を過ぎました。
対策を考えるのは、ホテルに着いてからにしましょう。
着いたら先ずは私がワークショップをすることになっています。
その準備もしなければいけません。
困ったものです。
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