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2016/06/24

■節子への挽歌3214:ワクワクした午前中でした

節子
今日もまた、朝から大忙しでした。
といっても、自宅での話です。

インターネットの広がりで、今や私のような高齢者も、社会の中では自由に飛び回れるようになりました。
肉体的な、ちょっとした坂を上るも疲れてしまうようになりましたが、ネットの世界では、そうしたハンディはありません。
ですから、いろんなことができるのです。
私自身はさほどネットを駆使できるわけではありませんが、それでもネットでのチャットや私よりも不得手な人のための支援はできるのです。

今日やったことの一つは、ちょっとワクワクするものでした。
節子も知っているハーモニカ奏者の西川さんが、障害を持つ仲間と3人で、台湾で開催される第11回アジア太平洋ハーモニカフェスティバルに参加したいと考えました。
しかし、西川さん以外の2人は、重度障害者のため、ボランティアヘルパーに同行してもらわなければなりません。
その費用をどうするか。
そこで西川さんは、クラウドファンディングで資金調達しようと考えました。
西川さんのハーモニカ活動は、「人と人を結ぶ」と同時に、身体や視覚に障害がある人たちの人生を変えられ名会いかという思いがあります。
そして、実際に、何人かの人たちは、人生を大きく変えているのです。
西川さんのプロジェクトは次にあります。
https://readyfor.jp/projects/harmonica-2
西川さんの呼びかけを受けて、私の友人たちも支援してくれていますが、そのお一人の80代の女性がどうも手続きができません。
そこで私が事務局をやっているコムケアセンターで代行することをやってみたのです。
単なる代行ではありません。
コムケアセンターという中間組織が、プロジェクトを評価し、支援していくというやりかたがあることに気づいたのです。
もちろんすでにそうしたことは行われていますし、そのための組織もあります。
でも実行してみると、これはなかなか面白い仕組みに発展させられるなと感じたのです。
そこで少しワクワクしてしまったわけです。

ガーナ人の若者とも、今朝はちょっとネットでチャットしました。
ほかにも3つのプロジェクトに関する対応で、いろんな刺激を受けていました。
気がついたらもうこんな時間です。

今日はたまっている宿題を消化するために、在宅なのですが、何か宿題以外のことがやりたくなってきてしまっています。
さてさて困ったものです。
雨が止んだので、畑にも顔を出したくなりました。
さて、宿題は消化されるでしょうか。
いささか心配です。

ネットの世界から現実に戻ると、飛び回るほどのエネルギーがない現実に直面します。
どちらが幸せなのでしょうか。
ネットの世界に逃げてしまいがちなこどもや若者の気持がよくわかりますね。

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