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2016/07/08

■「子どもたちを戦場に送らない勇気」

リンカーンクラブ代表の武田文彦さんが、新著「子どもたちを戦場に送らない勇気」を書きました。
現在の安倍政権の、憲法をないがしろにした暴走を止めなければ、そう遠くない未来に、私たちは子どもたちを戦場に送ることになるだろうと、武田さんは憂いています。
そして、そうであればこそ、それを逆手にとって、自由で平和な暮らしができる政治体制を築くために動き出すべきだと考えたのです。
それが、もう本は書かないと言っていた武田さんが、再び本を出版した理由です。

武田さんは、湯島のサロンの常連の一人でもあるので、ご存じの方も多いでしょうが、彼はビジネスのかたわら、在野で民主主義をずっと研究してきた人です。
一時は、国会議員も巻き込んだリンカーンクラブも展開、早い時期から直接民主主義への可能性を提案していたので、最近亡くなった「第3の波」の著者、アルビン・トフラーにも関心を持たれた人です。
私自身は、リンカーンクラブ立ち上げ時に事務局長をやっていたこともあり、武田さんの思いやこれまでの取り組みはかなりわかっています。
必ずしも意見は同じではありませんが、武田さんの主張には基本的には共感しています。

今回、急遽、出版に踏み切ったのは、言うまでもありませんが、現在の参議院選挙、そして来年の衆議院選挙が、日本の未来を決めることになるだろうという、懸念からです。
本書の副題は「安倍政権の独裁政治を止めて、希望の国に!」となっています。
いままさに、日本は「大きな岐路」に立っています。
この私のホームページでも、自民党の憲法改正案については、何回も、そしてかなり詳しく書いたことがありますが、自民党憲法案に書かれている日本への道は、いまここで閉ざさなければ、ナチスを止められなかったニーメラーの二の舞になるでしょう。
それに気づいてもらうためにも、本書を一人でも多くの人に読んでほしいと思っています。

本書の内容を出版社のサイトから引用させてもらいます。

安倍政権の独裁政治は走り始めてしまった。
本書はその恐ろしさを明らかにして、このままだと日本はどうなるのかを示し、そうさせないために、本当の民主主義国家を築くにはどうすればいいかというところまで著したものである。
豊かに見えるこの世界が堕ち始めていることを一日も早く知り、平和を守るための最後の切り札をどう使うか。
暴走する安倍政権に歯止めをかけ、私たちが安心して幸せな暮らしができる国を築くための具体策を説いている。

本書のポイントは、ここに書かれている「平和を守るための最後の切り札」、そして「そのための具体策」にあります。
詳しくは本書を読んでいただきたいのですが、武田さんは問題を「改憲か護憲か」などと単純化しません。
民主主義と平和主義を基本に置いた憲法が、いまのようにないがしろにされるのは、どこかに欠陥があったはずだと言うのです。
そして、「議会制民主主義」を問題にし、「現行の議会制民主主義を正当化し保証する日本国憲法そのものにも欠陥がある」、そして、「その欠陥が、安倍政権の憲法破りを誘発した」と、武田さんは指摘します。

ではどうしたらいいのか。
その答えは本書の中に書かれています。
「第三次民主革命」構想です。
「民主革命の真の目的は、安倍政権を倒すことではなく、より進化した、私たちがより安心して幸せな暮らしができる政治体制を築くことです」と武田さんは書いています。
「日本国憲法下の「議会制民主主義」という制度の根本的な欠陥を解決することが第三次民主革命の第一の目的、本当の民主主義を実現させることが第二の目的」なのです。
詳しくは本書をお読みください。

とても読みやすい本です。
武田さんの独創的な視点や提案もあります。
ぜひ多くの人に本書を読んでいただきたいと思います。

ちなみ、本書の出版を記念して、湯島で武田さんを囲むミニ講演会やカフェサロンも数回開催予定です。
現在決まっているのは、7月9日のミニ講演会と7月24日のサロンですが、継続的に開催していきます。

さらに来週詳しく発表できると思いますが、武田さんの言う「第三次民主革命」に向けての活動を始めるために、しばらく休会になっていたリンカーンクラブ活動も再開します。
まだ制作途中ですが、リンカーンクラブのホームページもできつつあります。
http://lincolnclub.net/
多くの人に入会していただきたいと思っています。

湯島でも本書の販売をしていますので、湯島に来たら声をかけてください。
コモンズ書店からも購入できます。

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