■節子への挽歌3250:しばらくの同居者
節子
この数日、わが家には同居者がいたのですが、みんなわがままで勝手に家の中を散策していたようです。
3日ほど前、ジュン家族からプレゼントをもらいました。
カブトムシ2匹とクワガタです。
家のベランダにやって来ていたのだそうです。
なんで私にプレゼントされたか、といえば、昔から私はそうした生き物が好きだったからでしょう。
私自身の言動の結果でしょうが、節子がそういう私の生き方を面白がって付き合っていたということもあります。
いずれにしろ、そういう生き物と、同棲したいという思いが昔から強くあります。
しかし、そのために犠牲になった生き物はいます。
沢蟹はなじめなかったようですし、鈴虫は手入れ不足で絶滅しました。
ですから、最近は無理やり同棲を要求はしていないのです。
いまの庭の池は、沢蟹には絶好の環境なのですが。
もらった3匹を少し大きめの虫籠に入れ、キュウリと蜂蜜を与えて、一晩休息を与えた後、庭に放そうと考えていました。
ところが、朝、起きてみると1匹のカブトムシしか残っていませんでした。
戻ってくるだろうかと心配していたら、残りの1匹もいつの間にかいなくなってしまっていました。
困ったものです。
昨夜、娘が2階でクワガタを見つけました。
わが家に来た時には元気がなくて心配だったのですが、とても元気になっていました。
そこで暗かったのですが、わが家の庭に放しました。
もう大丈夫でしょう。
安心しました。
そして今朝、娘がカブトムシを見つけました。
彼は1階のリビングの入り口にいたそうです。
この2日間、食べるものもなかったはずですが、やはり元気そうでした。
不幸にして、わが家にはあまり樹液が出る樹木がないのですが、彼がつかまりやすい樹に放したら、元気に上まで登っていきました。
問題は残りの1匹です。
いささか心配ですが、寄ってきそうなところにはちみつを塗った樹をおいています。
戻って来てくれるといいのですが。
まあみんな私と同じくわがままのようですが、一宿一飯の仁義というものがあるはずです。
わが家の庭に住みついてくれるといいのですが。
生き物との同棲は難しいものです。
いまはメダカが10匹、元気ですが、金魚はあまりなついてくれません。
それに3.11以降、なぜかわが家の庭の池に魚を放しても、死んでしまうのです。
新たに金魚を放すのも、いささか躊躇します。
いまは何とか3匹ががんばっていますが、毎朝、彼らが元気かどうか心配です。
ガマガエルが入らないようにネットを張りましたが、油断はできません。
そういえば、先日、娘と一緒の時に、すぐ近くでハクビシンに出会いました。
わが家の庭に住んでくれたら、安住できるのですが、その意図を伝える方法がわかりません。
困ったものです。
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