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2016/07/23

■節子への挽歌3244:節子、自慢話を聞いてくれますか

節子
人は時に、自慢をしたくなることがあるものです。
しかし、自慢をすることは難しいことですし、誰にでも自慢できるわけでもありません。
でも、時に自慢をしたくなる。
節子がいなくなってから、私ができなくなったことの一つは、「自慢」かもしれません。

誰かにほめられることがあります。
たとえそれが過大評価であっても、うれしいものです。
そして元気が出てきます。
めげている時の一番の薬は「ほめられること」かもしれません。
私でも時にほめられることがあります。
そんな時、少し誇らしくなることもあります。
そして、誰かに知ってもらって、その嬉しさを分かち合いたいと思うこともあります。
でも誰に言えばいいでしょうか。
それを「自分のこと」として、聞いてくれるのは、伴侶だけではないかと思います。
節子がいなくなってから、自慢する相手がいなくなってしまいました。
それがちょっとさびしいです。

自慢といってもたいした話ではないのですが、例えば、一昨日、こんなメールが届きました。
気分が少し萎えていることもあって、このメールには元気が出ました。
節子はいないのですが、挽歌で節子に聴いてもらうことにしました。

佐藤さんのお力、つながりはすごいと思います。 みんなをつなげて、一人ではできないことができていく力になっていると思います。 生きる元気にもつながります。 佐藤さんを尊敬し、いいなあと思う人は大勢いると思います。

佐藤さんの記事を見てはいつも考えます。
自分のしていることを。
むなしいとも思います。
でも、いいのだとも思います。

人間の持つ精神力のすごさは計り知れないとも思いますが、反面弱いことも弱いですね。
自分で自分を励まし、支え、歩く、活動をしながら、
さみしいと深く思い、だから楽しいことをやろうとも思う。

本当に優しいということは、本当に強いのだと言います。
佐藤さんは優しいです。

息長く、無理しないでご活躍、お願いします。
健康に気を付けてください。
応援しています!

節子
どうですか。
みんなにほめられて生きているのです。
そちらに行くのは、もう少し後になるかもしれませんね。

久しぶりに自慢してしまいました。
やはりいささか恥ずかしいものです。

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