■稀勢の里を応援しています
稀勢の里は、とても人気のある力士です。
しかしどうも私は、不得手です。
いつも難しい顔をしているからです。
もっと力を抜いて、素直に生きようよと声をかけたくなります。
私が好きな力士ではありませんでした。
しかし先場所からなぜかずっと応援しています。
横綱がかかっているからです。
久しく日本人の横綱が出ていないのが、なぜか気になっています。
私は、国家というものに縛られたくないと思っています。
日本人ですが、日本人を指揮したことはありません。
国籍など関係なく、世界中の人たちが、みんな仲良くやればいいと思っています。
国家という境界線は、そのためには制約になることもあります。
日本人を意識することは、まなすこそあれ、プラスではないと思っています。
オリンピックでも、国家単位でメダルの数が競われますが、あれには違和感があります。
私自身は、自分はかなりコスモポリタンだと自覚しています。
しかし、本当は必ずしもそうではないのかもしれません。
相撲の横綱がみんなモンゴルの人というのが、本当はなじめていないのです。
なぜ日本人はいないのか。
日本人に横綱になってほしい。
どこかでそう思っているのです。
だからこの2場所、好きでもない稀勢の里を応援しているのです。
そう考えなければ理由がつきません。
ただし、この2場所の稀勢の里の表情は、以前とは変わってきています。
私好みの表情を見せることが多くなりました。
昨日、その稀勢の里が日馬富士に負けました。
稀勢の里は急ぎすぎました。
もう少しじっくり対応したら、勝機はありました。
その取り組みを見てから、どうも落ち着きません。
稀勢の里の不安感が、私にまで乗り移ってきたような気さえします。
私もやはりナショナリストなのでしょうか。
自分の意外な一面を実感しています。
さてまもなく今日の稀勢の里と白鵬の取り組みです。
私は、白鵬が昔から好きです。
しかし今回は、稀勢の里を応援します。
日本人の横綱が生まれてほしいからです。
稀勢の里がもし今日負けたら、今日もまた何もできずに、無駄に過ごしてしまうことになりそうです。
さてどうなりますか。
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