« ■「子どもたちを戦場に送らない勇気」 | トップページ | ■節子への挽歌3227:この世は悲しみと喜びがあるから美しい »

2016/07/08

■ふたつの新しい風がふきだしました

参議院選挙の投票日が迫っているに、首都圏での報道は、都知事選の話題ばかりです。
今日はまた石田純一さんが、もし野党の統一候補にしてもらえれば立候補したいと記者会見をしました。
石田さんの動きに批判的なコメントも多いですが、私は拍手を送りたいと思います。
行政の体験がないとか、都政なのに憲法や原発の話をするとか言い人も多いですが、そう言っている人たちが日本をだめにしてきたとしか思えません。
大坂の橋下さんを持ち出すこともありませんが、体験重視は、「前例がない」といって現実を無視する日本の行政の本質でした。
それに、都知事は行政をするのではなく、政治をするのです。
また、憲法や原発の話は、どうして国政の課題だと考えるのでしょうか。
それこそが、私たちの生活に深くつながっている問題であり、それを生活から離れた世界の論議に任せたのが間違いだったのではないでしょうか。

都政の最大課題は、子育てや社会保障だという人もいます。
その発想が日本をこわしてきたのです。
東京都の最大の課題は、憲法であり、原発であり、言論の自由です。
それを踏まえない、子育てや社会保障などあるはずもありません。
産業のための政治や経済を、生活のための政治や経済に戻していかなくてはいけません。
安倍首相に取り戻されてしまった日本を、私たちのものにもう一度とり返さなくてはいけないのです。

都知事選の立候補者選びを見ていると、もう勝敗は決まっているように思います。
自民党は、小池さんに完全にコケにされて負けましたし、増田さんの優柔不断さを見ている都民は、増田さんが立候補したところで選ばないでしょう。
優柔不断なリーダーを望む人はいないからです。

民進党が取りざたしている人も、古賀さん以外は、論外でしょう。
蓮舫さんを退けたのが、民進党にとっての敗因の起点だったと思います。
岡田さんの政治センスの問題だろうと思いますが、岡田さんが率いている限り、参議院選挙もたぶん敗退するでしょう。
宇都宮さんは、立候補するでしょうが、まあ新鮮な発想は出てこないでしょう。
しかし、選挙はやってみないとわからないので、番狂わせがあるかもしれません。

私が考える意味のある候補者は、小池さんと宇都宮さんと古賀さんと石田さんです。
このメンバーだと、たぶん小池さんが当選しかねませんが、それは私には最悪のシナリオです。
しかし、小池さんの見事な喧嘩っぷりには、一度都知事をやらせてみたい気も起きます。
私にとっての最良のシナリオは石田さんを野党が統一候補にして、新しい風を起こすことです。

小池さんは小沢一郎さんの教えに従って、崖から飛び降りて風を起こしました。
石田さんは、立候補するかしないかはともかく、もっと大きな風を起こすかもしれません。

いずれの風が、これからの日本の方向性を決めていくでしょうか。
前から書いているように、政党の時代は、終わりつつあるように思います。

|

« ■「子どもたちを戦場に送らない勇気」 | トップページ | ■節子への挽歌3227:この世は悲しみと喜びがあるから美しい »

政治時評」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/30899/63887342

この記事へのトラックバック一覧です: ■ふたつの新しい風がふきだしました:

« ■「子どもたちを戦場に送らない勇気」 | トップページ | ■節子への挽歌3227:この世は悲しみと喜びがあるから美しい »