■節子への挽歌3277:藤棚倒壊
節子
昨日、わが家は台風の強風に直撃されました。
節子のお気に入りだった庭の藤棚が倒壊してしまいました。
つくってからもう15年近く経ち、ちょっと危なかったので、庭師の方には見てもらっていたのですが、今年は大丈夫だろうと言われていました。
満開のノウセンカズラがおわったら建て替えることにしていたのですが、間に合いませんでした。
幸い、倒れた方向がよかったので、あまり被害はありませんでしたが、15年育った藤の木には申し訳ないことをしました。
たしか鉢植えの藤を地植えにして大きくしたのだったと思います。
私は留守をしていましたが、すごい風だったようです。
今朝は、その整理に取り組みましたが、何しろ大きく育っており、棚も古い丸太で頑丈につくっているため、一苦労でした。
ユカは専門家に頼もうというのですが、節約のため、ユカにも手伝ってもらい、何とか大きな片づけはできました。
しかし、ふたりとも止めどもなく汗が出てくるほどの重労働でした。
こんなに汗が出てくることは、久しぶりです。
藤の木は根本1メートルほどの幹だけを残しましたが、根っこまでやられてしまっているため、いささか不安です。
いずれにしろ当分は花を楽しめないでしょう。
ノウセンカズラは成長の速い樹なのですがこれも根元からやられてしまいました。
幸いに直前にユカが庭のテーブルを移動しておいたので、テーブルは無事でしたが、いろんなものが壊れてしまいました。
ちょっと油断しすぎました。
しかし、藤棚がないとリビングは明るくなります。
藤棚を復活させるか、廃止するか、いま協議中です。
室内から楽しむとしたら、棚ではなくて、盆栽仕立てがいいかもしれません。
節子だったら、どうするでしょうか。
作業疲れで、いまは思考力がありません。
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