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2016/08/05

■節子への挽歌3259:人のつながりの不思議さ

節子
北九州市の中嶋さんが東京出張の途中、わざわざ湯島に寄ってくれました。
お土産とともに、職員仲間の高橋さんから預かったと言って、お線香を持ってきてくれました。
まさか高橋さんからお線香が届くとは思ってもいませんでしたが、その季節なのです。
節子は高橋さんにも中嶋さんにもお会いしたことはないでしょうが、いずれも節子もよく知っている山下さんのお知り合いです。
不思議なご縁で、北九州市には友人が何人かいるのです。

北九州市は、もしかしたら、私たちが転居するかもしれない都市でした。
節子の友人も住んでいました。
もし転居していたら、私たちの人生は全く変わっていたでしょう。
あの頃は、会社を辞めて、私自身、全く白紙から人生をやり直そうと思っていました。
節子も、そう思っていたかもしれません。
しかし、人生はそう簡単に、やり直せるものではありません。
節子と2人だけだったら、それもできたかもしれません。
親との同居もあり、結局、転居は実現せずに、会社も仕事も辞めはしたものの、都会生活からは抜けられませんでした。
ここまでくると、これからももう抜けられないでしょう。
私一人で、人生を変える気力はもはやありません。

中嶋さんがお見えになる前に、もう一人、友人が訪ねてきていました。
彼女は、仕事を終えたら、離島に転居する計画をお持ちのようです。
これまでゆっくりとお話ししたことがなかったのですが、私が関わってきた世界と同じような世界を、反対側から取り組んでいたようです。
もう少し早くわかっていたら、どこかで連携できたかもしれません。
しかし、彼女が言うには、たまたま参加した湯島のサロンで私がなぜか引き合わせた方との出会いが、彼女の今の活動にもつながっているようです。
それを今日初めて知りましたが、人は自分では気づかないところで、誰かの人生に関わっているのかもしれません。

高橋さんはどうしてお線香を下さったのでしょうか。
彼女と会ったのは、2回ほどではないかと思います。
節子の話はたぶんしたこともないでしょう。
そして、中嶋さんは忙しい中をわざわざ湯島に寄ってくれたのでしょう。
人のつながりは、不思議です。

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