■節子への挽歌3271:久しぶりに送り火を焚きました
節子が帰りました。
いつもはお墓まで灯明で見送るのですが、今回は久しぶりに庭で送り火を焚きました。
自動車がなかったからでもありますが、できるだけ在宅時間を長くしようということもありました。
在宅だった娘のユカと2人で送りました。
節子が帰り、位牌は精霊棚からまたいつもの仏壇に戻りました。
あんまり節子へのおもてなしのなかったお盆でしたが、まあずっと節子のそばにいたので、節子もいつもより良いお盆だったでしょう。
それに私の現状もかなり伝わったかもしれません。
お盆というのは、不思議な風習です。
先祖との触れ合いを通して、自らの生き方を考える機会を与えてくれます。
しかし、今年のお盆は、残念ながら日本はオリンピックに明け暮れていました。
昨日の敗戦の日でさえ、終日、ニュースはオリンピック。
私には、実に違和感があります。
節子がいたら、私以上に怒ったかもしれません。
節子がいなくなったからではないでしょうが、私にはますます住みにくい時代に向かっています。
一人では、いささか疲れすぎます。
最近、救いがほしいとつくづく思います。
仏は救いになるかどうか。
世間との縁を消していけば、きっと平安な暮らしになるのでしょう。
さてさてどうするか。
いろいろと考えた4日間でした。
節子に感謝しなければいけません。
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