■節子への挽歌3310:久しぶりに布施弁天に行ってきました
節子
久しぶりに今日、近くの布施弁天に行きました。
節子がいた頃は、毎年、初詣にも行っていましたし、よく行っていましたが、最近はめったに行くことはなく、たぶん2年ぶりくらいでしょうか。
布施弁天の境内はかなり変わっていましたが、そこに向かう途中は、前と同じ風景でした。
節子と家族みんなで、最後の桜を見た場所も、変わっていませんでした。
境内は高台にあるので、利根川の河川敷に広がる風景が一望できます。
利根川の堤に、彼岸花が一面に植えられていました。
隣接するあけぼの公園は、ちょうど花の変わり目のようで、花畑には花はありませんでした。
私たちが来なくなったからではもちろんありませんが、少しさびれたような感じも受けました。
いまはちょっと遠くなりましたが、以前は歩いて20分くらいのところに住んでいましたから、時々散歩でやって来ていたのです。
桜の季節には、いつもみんなで花見に来ていました。
もうそんなことは、たぶんないでしょう。
帰る途中、節子がお世話になった岡田クリニックの前も通りました。
最後まで往診してくださったお医者さんです。
岡田クリニックの周辺は、あまり変わっていませんでした。
団地の一画も通りましたが、ここにも私の知人が3人住んでいます。
みんな私よりも年上です。
そういえば、その3人とはもう10年以上、連絡を取っていません。
どうされているでしょうか。
お元気であればいいのですが、まあこんな感じで、人はみんなの世界からいなくなっていくのでしょう。
布施弁天に行くことになったのは、ちょっとした偶然からなのですが、いろいろと思いを広げることになりました。
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